編集部

平成19年「自然首都・只見」宣言 ただみ・ブナと川のミュージアム/福島県

福島県の只見町は日本屈指の豪雪地にあり、面積の9割以上が山林だ。標高は最も低い所で360㍍。山々は1000㍍前後で、最高峰は丸山岳1820㍍。国土地理院の地図には102の山名が記載され、全国の市町村のトップ。

農耕に勤しむ民の素朴な思い 「ぞんべら祭り」と「万歳楽土」

奥能登では立春を過ぎると、1年の五穀豊穣(ほうじょう)を願う予祝神事が営まれている。輪島市門前町鬼屋(きや)に鎮座する神明宮(しんめいぐう)(鬼屋神社)で、毎年2月6日に行われている「ぞんべら祭り」と、同12日と26日、同町門前の櫛比(くしひ)神社の「万歳楽土(まんざいろくと)」だ。これらは一連の神事で、奥能登に伝承される田遊びとして、農耕にいそしむ能登人(びと)の素朴な思いを伝えている。

【上昇気流】(2023年1月28日)

「怖いね」「ホント物騒」――。そんな会話が周辺で聞かれる。東京・狛江市では90歳の女性が殺害され、家の中が物色された。こうした強盗事件が首都圏や西日本で相次いでいる。治安を巡る潮目が変わったようだ。

続くタマネギ狂騒曲 フィリピンから

 前代未聞のタマネギの高騰が続くフィリピンで、ついに大手航空会社の客室乗務員による「タマネギ密輸騒動」が発生し物議を醸している。

【社説】少子化対策 非婚・晩婚に異次元施策を

岸田文雄首相は施政方針演説で少子化対策を最重要課題に掲げ、「出生率を反転させなければならない」と決意を表明した。その決意は評価できるが、そのために策定する「異次元の少子化対策」の「次元」が問われてくる。

【上昇気流】(2023年1月27日)

人口減少で増える空き家対策で、政府は今国会で「空き家対策特別措置法」を改正する方針だ。空き家の総数は20年間で1・5倍に膨らみ、うち居住目的のない空き家が約350万戸あるという。

ドイツ 主力戦車の供与決定 ウクライナ支援、米と歩調

ドイツ政府は25日、独製主力戦車「レオパルト2」をウクライナに供与することを決めた。ポーランドなどが保有しているレオパルト2のウクライナへの供与も承認した。ウクライナ政府はドイツに供与を強く要請してきた。ロシアの反発は必至だ。ロシアは軍を再編成中で、今春には大攻勢を開始するのではないかとみられ、戦闘の激化は避けられない。

【社説】各党代表質問 防衛強化など財源論議深めよ

 通常国会で岸田文雄首相の施政方針演説に対する各党代表質問が行われている。防衛力の抜本的強化に向けて5年間で防衛費総額を43兆円に増やす財源、出生率を反転させるため子供・子育て予算を倍増する「異次元の少子化対策」の財源など、質疑を通して議論を深め解決策を打ち出していくべきだ。

動物大国のような「シャカラ」 ブラジルより

知人が郊外に持つ「シャカラ」に家族で招かれた。年越しは、除夜の鐘ならぬ街中に響き渡る盛大な打ち上げ花火で迎えたが、その後は緑に囲まれた郊外で知人たちとシュラスコパーティー。ブラジルならではの年越し・新年の過ごし方だった。

【上昇気流】(2023年1月26日)

NHKBS1で「銀嶺の空白地帯に挑む~カラコルム・シスパーレ~」という番組を見た。再放送だったが、見逃した番組を見ることができるというのは、失くしたものを見つけたような喜びだ。

注目記事