編集部
国内
京都府笠置町を歩く 山岳信仰の聖地・笠置山
京都府最南端の笠置(かさぎ)町、奈良市に接する標高300㍍未満の笠置山は全山が広葉樹に覆われ、麓には木津川が流れている。春は桜、秋は紅葉が人気の行楽地だが、古来からは山岳信仰の聖地で、山頂近くにある巨大な弥勒菩薩(みろくぼさつ)の磨崖仏(まがいぶつ)が本尊の笠置寺(かさぎでら)がある。
コラム
【上昇気流】(2023年2月10日)
歴史学者の平泉澄は終戦2日後に東京帝国大学教授を辞し、実家の平泉寺白山神社(福井県)に戻って宮司になった。それから数年後、山奥の小さな村の秋祭りのために山を登っていった道で、学校帰りの児童らと一緒になった。
インタビュー
【持論時論】たくましく伸びやかな日本女性 古より女性が活躍 作家・石川真理子氏に聞く
日本の文学界では、古くから女流作家が活躍してきた。近代においては与謝野晶子、樋口一葉、さらにさかのぼれば紫式部、清少納言など、千年も前から女性が筆を執ってきた歴史がある。自身も女流作家で『女子の武士道』著者の石川真理子氏は、これは世界的にもまれなことだと指摘する。文学的見地から、日本女性の姿と日本の家族観について語った。
欧州・ロシア
戦闘機供与「排除せず」 英首相 ウクライナ大統領と会談
ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、英国でのスナク首相との会談に続き、パリでマクロン仏大統領、ショルツ独首相と会談した。昨年12月に米ワシントンを訪問したゼレンスキー氏にとって、英仏訪問は昨年2月の侵攻開始以降、2度目の外国訪問となった。
未分類
スパイクシューズは必需品 フィンランドから
わが家では冬、車のスパイクタイヤと同様、靴がスパイクシューズとなる。雪が降り、その雪が踏み固められ、あるいは、雪が解け始めた後に気温が下がり、路面が凍結している日には、靴底にスリップ防止用のスパイクを必ず装備する。
欧州・ロシア
「祖国防衛」訴える露大統領 第2次大戦の激戦地を訪問
ロシアのプーチン大統領は2日、第2次世界大戦(独ソ戦)での最大の激戦地であり、ナチスドイツに対する反攻への転換点となった「スターリングラード攻防戦」の舞台ボルゴグラードを訪問し、「祖国防衛」を国民に訴えた。同時に欧米諸国によるウクライナへの戦車供与を非難し、反攻に転じることを強調した。
社説
【社説】共産党員除名 民主主義と相容れぬ革命政党
日本共産党は、同党への党首公選制度の導入を提唱した党員について「重大な規律違反に当たる」として除名処分にした。「民主集中制」で上意下達の独裁的な党組織を死守していくことを改めて世に示しており、共産党そのものは民主主義と相容(い)れない政党であることが確認できる顛末(てんまつ)となった。
コラム
【上昇気流】(2023年2月10日)
「ぼくにとって戦争とは、うなりをたてて飛んでくる弾丸、地面をはね回る鉄の破片を意味した」――。スペイン内戦に参戦しフランコ軍と戦った英国作家ジョージ・オーウェルがその体験を綴(つづ)った『カタロニア讃歌』(都築忠七訳、岩波文庫)の一節である。
アジア・オセアニア
ノーベル平和賞 モンゴル人活動家 候補に 日本の2国会議員が推薦
中国の影響によりモンゴル国で有罪判決を受けた人権活動家のムンヘバヤル・チョローンドルジ氏が今年のノーベル平和賞候補にノミネートされたことが、このほど分かった。2人の日本の国会議員が推薦し、ノルウェーのノーベル委員会から事務局側に推薦受理の通知が届いたという。
コラム
異なるバレンタインの風習 米国から
6歳の息子が通う学校の担任の先生から2月14日にバレンタイン交換会をやるとメールが来た。「各生徒は、クラスの生徒20人分のプレゼントを用意してください」とのことで、学校では当日、生徒たちがそれぞれ、プレゼントを入れる大きな袋を作り、プレゼントを交換するという。



