編集部

アパレル廃棄問題解決で地域活性化

アパレル製品の年間国内供給量約29億点に対して、半数以上の約15億点が売れ残り廃棄されているといわれ、社会問題となっている。岩手県立水沢商業高校商業科に通う生徒らが、県南部の奥州市(人口11万人)の中心に当たる水沢駅前の商店街の空き店舗を借りて、捨てられる服を低価格で販売し、寂れた街の活性化とアパレルの廃棄問題を同時に解決しようと取り組んだ。後押しした企業がそれを元に新たな教育事業を展開し始めたり、店を引き継ぐ人が現れたりするなど、取り組みは実を結んでいる。

【上昇気流】(2023年2月14日)

北陸在住の高校のクラスメートから、週末に友人同士、食べ物を持ち寄り家で同期会をやるとメールが来た。今の季節、美味(おい)しい海産物が多い。当日、ブリや甘えびなどの刺し身を大皿に盛った写真を送ってきて、気流子をうらやましがらせた。

【社説】日比首脳会談 対中抑止で連携強化せよ

岸田文雄首相が、来日中のフィリピンのマルコス大統領と会談した。東・南シナ海で海洋進出を強める中国を念頭に、安全保障・経済両面で関係を強化することで一致。「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた連携も確認した。

建国記念の日 東京 奉祝パレードに2000人 「政府主催の式典」挙行を

「日本の建国を祝う会」(会長=大原康男國學院大学名誉教授)は11日、国民の祝日「建国記念の日」を祝う記念行事を都内で開催した。明治神宮会館(東京都渋谷区)で行われた奉祝中央式典には、国会議員や22カ国の特命全権大使をはじめとする約500人が来場した。

【上昇気流】(2023年2月12日)

「大雪にショートケーキの如き街」(川口咲子)。東京に雪が降り、屋根が白に覆われた。雪国に住んでいた者には、雪は当たり前だったが、東京ではそう降ることもないので新鮮な気持ちと億劫(おっくう)な思いで複雑な心理になる。

気球に通信傍受機能 米高官「中国軍と直接的関係」

米国務省高官は9日、米国上空を飛行した中国の偵察気球には、通信を傍受するための複数のアンテナが搭載されていたと明らかにした。また気球を製造したのは、中国軍とつながりのある企業だとし、何らかの措置を講じる方針も表明した。

【記者の視点】“荒井同性婚発言”の深層 嫌悪感生むのは偏見だけか

「見るのも嫌だ。隣に住んでいるのも嫌だ」――荒井勝喜前首相秘書官が同性婚に関して行った性的少数者(LGBT)に対する“差別発言”だ。筆者の周囲には「オレも嫌だ」「オフレコだろう」と、多くはないが、彼を擁護する声もある。しかし、それには同意できない。

ニカラグア、政治犯222人を釈放

中米ニカラグア政府は9日、投獄されていた政治犯222人を釈放し、国外追放処分にした。釈放された政治犯全員が米国行きの飛行機に乗せられた。

【社説】建国記念の日 求められる国体論の深まり

きょうは建国記念の日。初代神武天皇が大和の橿原宮で即位したとされる日であり、かつては紀元節と呼ばれた。今年で2683年となる皇紀の始まりでもある。

【心をつむぐ】空海の教育理念に学ぶ

今年は、真言宗の開祖空海の生誕1250年だ。真言宗各派において慶祝事業が計画されている。高校時代に真言宗の坊さんから、空海の『三教指帰(さんごうしいき)』を勧められたことがある。

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