編集部
国内
家庭連合 立民・山井議員に抗議文
世界平和統一家庭連合(家庭連合)は24日、立憲民主党の山井和則衆議院議員が野党の会合で同教団の合同結婚式に対して、生まれた子供が「なぜ止めてくれなかったのか」と言いかねないから同教団に解散命令請求を出すべきだと発言したことは、現在、合同結婚式を挙げた夫婦から生まれた子供たちの出生を否定する差別的なヘイトスピーチであるとして、山井氏に対して発言撤回と謝罪を求める抗議文を送付した。
メディアウォッチ
旧統一教会叩きと違憲訴訟
安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに巻き起こった世界平和統一家庭連合(旧統一教会)批判報道は最近かなり頻度が少なくなっている。その一方で、地方議会に広がった教団との「断絶決議」は「違憲」とする訴訟が信者らによって、現段階で5件起こされている。
防衛・沖縄
【国境警報】中国海警4隻 領海に侵入 沖縄・尖閣沖
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で24日、中国海警局の「海警」4隻が約2時間にわたり、日本の領海に侵入し航行した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は1月30日以来で、今年3回目。
社説
【社説】日本学術会議 法改正で共産党の影響排除を
政府は日本学術会議法改正案を今国会に提出する。会員候補の選考を巡って、第三者でつくる「選考諮問委員会(仮称)」を新設し、候補を事前に諮問させることが柱だ。人選を透明化し、幅広い分野の会員で学術会議を構成させる狙いがある。
国内
ダンテ『神曲』の名翻訳家 イタリア文学者・山川丙三郎と島崎藤村
ダンテの『神曲』は、山川丙三郎(1876~1947)の邦訳が、イタリア語の原語からのもので地道な研究に裏付けられ、現在14種類ある日本語訳の中でも最も格調の高い優れた訳とされている。
国内
“没後弟子”道 貫いた西村賢太
昨年2月に急逝した西村賢太の短篇集『蝙蝠か燕か』(文藝春秋)が出た。「文學界」に連載し完結の一歩手前で未完に終わった大作『雨滴は続く』(同)と合わせて読んで、この「破滅型」と言われる私小説作家の到達した世界と、その原点に改めて触れることができた。
コラム
【上昇気流】(2023年2月25日)
かつて国会よりも活気に満ちた地方議会があった。「福祉のミノベ」ともてはやされた学者知事、美濃部亮吉・革新都政下の東京都議会である。議員の議会質問は「事前通告」が慣例だったが、野党・自民党はしばしばそれを破った。
社説
【社説】ウクライナ侵攻1年 ロシア勝たせぬ支援の継続を
ロシアがウクライナに軍事侵攻して1年がたった。北、東、南の3方から本格的に進撃を開始した明らかな侵略にもかかわらず、プーチン露大統領は教書演説で「戦争を始めたのは西側諸国」と述べた。黒を白と言いくるめる正当化は断じて許されない。このような国際秩序破壊は、全世界の安全を脅かすことになる。ロシアが撤退するまでウクライナを支援すべきだ。
インタビュー
【持論時論】沖縄・八重山の英雄アカハチ― 叙事詩英訳した石垣島在住米国人 ゲアリ・ワイコフさんに聞く
沖縄・八重山の英雄オヤケアカハチは石垣島の大浜村(現・石垣市大浜)を根拠地とする15世紀末の豪族で、島民たちと琉球王朝に反乱を起こした。生まれは波照間島で、巨体に髪は赤茶色、精悍(せいかん)な顔つきから、漂着したオランダ船の乗員と島の娘とのハーフ説もある。石垣島出身の詩人、伊波南哲(なんてつ)の長編叙事詩『オヤケ・アカハチ』を英訳出版した石垣島在住20年の米国人ゲアリ・ワイコフさんに話を聞いた。
コラム
米映画に上映禁止の声 フィリピンから
フィリピンを舞台にしたストーリーの映画をめぐり議論が巻き起こっている。問題となっているのは南部ホロ島を舞台にした米映画「プレーン」だ。悪天候でイスラム過激派の勢力地域に不時着した旅客機のパイロットが、移送中の犯罪者などと協力しながら人質に取られた乗客を救うというフィクション映画となっている。



