編集部

低山で出会った老夫婦

2月下旬、春の陽気に誘われ、ダム建設でできた宮ケ瀬湖を見下ろす低山縦走に出掛けた。

蝶が結ぶ日台友好

台湾では小学校によって「特色課程」という学校独自のカリキュラムがある。台湾・澎湖(ほうこ)諸島の隘門小学校では日本から海を越えて島にやって来るチョウ「アサギマダラ」の調査を授業に取り入れている。授業を担当する許自由教諭は「チョウを通して子供たちに見識を広げてもらいたい」と語った。地元ではチョウを通じて日台友好につなげていきたいという声も出た。

「トキ舞ういしかわ」実現へ啓蒙活動

野生への復帰を進める国の特別天然記念物トキについて、石川県は小学校高学年向けの「トキ舞ういしかわアクションシート」を作成し、その生態や特徴、保護活動への取り組みなどを紹介し、啓蒙(けいもう)活動している。大人でも初めて触れる内容が豊富に組み込まれ、話題になっている。

【上昇気流】(2023年2月28日)

新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)以後、小紙の編集局にも新人記者が入ってきたが、いまだに顔と名前が覚えられない。もともと取材先に出ていることが多いことに加え、テレワークが増えたこともある。しかしそれ以上に、マスクを着けた顔しか見ていないので、印象が定かでないのが大きいようだ。

【連載】安倍元首相暗殺の闇 第3部 テロ直視せぬ危うさ(1)

安倍晋三元首相が奈良県で選挙演説中に銃撃され死亡した事件で、奈良県警は2月13日、殺人などの罪で起訴された山上徹也被告(42)を武器等製造法違反など五つの容疑で追送検し、一連の捜査を終結した。

【社説】国連安保理 分断招く中露は許されぬ

国連安全保障理事会が、ロシアによるウクライナ侵略開始1年に合わせて閣僚級会合を開催した。日米欧をはじめ多くが改めてロシアを非難したが、中国など一部は批判を控え、理事国間の温度差が露呈した。

【上昇気流】(2023年2月27日)

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」――。地震という自然現象は敵そのものではないが、その状況を見誤ったり準備を怠ったりすれば、容赦なく牙をむく敵になる。多数の建物が倒壊して5万人を超える犠牲者を出したトルコ地震の教訓だ。

【世日クラブオンライン講演会】沖縄の歴史観 安保の第一線 日本沖縄政策研究フォーラム理事長 仲村覚氏が講演

世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良)の定期講演会が25日、動画サイト「ユーチューブ」の配信を通じて行われ、一般社団法人日本沖縄政策フォーラム理事長の仲村覚氏が「安保3文書で激変する沖縄の世論戦・心理戦~沖縄を守ることのできる日本にするために」と題して講演した。

【社説】G7テレビ会議 民主陣営は対露包囲網強化を

先進7カ国(G7)首脳が、ロシアのウクライナ侵略1年を受けてテレビ会議を行った。G7をはじめとする民主主義陣営は対露包囲網を強化すべきだ。

【上昇気流】(2023年2月26日)

もう数十年以上も前、大学受験の合格発表の掲示を見てから、上野駅発の普通列車(鈍行)で東北の故郷に帰ったことがある。いつもであれば数時間ばかりだが、各駅停車で10時間近くはかかった。故郷の駅に着いた時は深夜になっていた。バスもなく徒歩では遠過ぎるので、初めてタクシーで帰宅したことを思い出す。

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