編集部

2000人で祝う過ぎ越し祭 イスラエルから

イスラエルでは5日夜から1週間、ユダヤ教三大祭の一つである「過ぎ越しの祭り(ペサハ)」を祝った。今年は、イスラム教のラマダン(断食月)やキリスト教のイースター(復活祭)も重なった。

【社説】海洋酸性化 危機認識し官民挙げ対策を

大気中の二酸化炭素(CO2)が増え、海水に溶け込む量が増えることによる海洋の酸性化が進んでいる。海洋酸性化は地球温暖化を加速させるばかりでなく、海洋生物に深刻な影響を及ぼすことが懸念されている。官民で対策に本腰を入れて取り組まなければならない。

【上昇気流】(2023年4月13日)

放映中のNHK連続テレビ小説「らんまん」は、高知県出身の植物学者、牧野富太郎をモデルにしている。美しい草花と共に生きた、波瀾(はらん)万丈の人生をオリジナルストーリーで描いていく。

【社説】衆参5補選 国難への対処策競い審判仰げ

四つの衆院補欠選挙が告示された。参院大分補選、統一地方選後半戦とともに23日に投開票される。とりわけ国政選挙である衆参5補選の勝敗は、岸田文雄首相の政権運営の中間評価としての意味があるとともに、終盤国会での求心力に直結し、衆院解散戦略にも影響する。

お墓で宴会?清明祭とは

沖縄では4月上旬、二十四節気の一つ「清明」入りに合わせ、「清明祭(シーミー)」が行われる。門中(親類・親族)が一堂に会し、お墓の掃除やお供えをして先祖供養をし、そのまま墓前で飲食する行事のことで、「御清明(ウシーミー)」と呼ぶ地域もある。

南西諸島周辺の緊迫続く 宮古島沖 陸自ヘリ事故

沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊の多用途ヘリコプター「UH60JA」が行方不明となった事故は依然、捜索活動が続いている。そんな中の8日、中国は台湾周辺で軍事演習を開始。その一方で、米軍のF16戦闘機2機が宮古島市の下地島空港に緊急着陸するなど、南西諸島周辺は緊迫した状況が続いている。

【上昇気流】(2023年4月12日)

北海道網走市の能取湖で、養殖ホタテの稚貝およそ1億8000万粒、生産計画量の9割が死んでいるのが見つかった。寒い海を好むホタテは北海道と東北地方で養殖されている。能取湖ではこれまでさしたる不調はなく、当事者の驚きは尋常でなかろう。

【社説】統一選前半戦 維新躍進が示す野党への期待

統一地方選挙の前半戦となる9知事選、41道府県議選、6政令市長選、17政令市議選が行われ、自民党、公明党の与党はおおむね安定した選挙結果を得たが、地域政党「大阪維新の会」と日本維新の会の候補が大きく躍進した。共産、社民は減退し、期待される野党像の輪郭が浮かび上がっている。

共産、“牙城”の京都で苦戦 統一地方選 5県で議席ゼロに

統一地方選の前半戦が9日投開票され、関西圏を中心に維新の会が躍進する一方で、1970年代に京都と大阪でいわゆる革新府政の与党として権勢を振るった共産党は議席を大きく減らした。また、福岡県など5県で議席を失うなど、凋落(ちょうらく)傾向に歯止めがかからなかった。

年相応に成熟する老人に

つい最近の出来事だ。急いで駆け込んだ電車の中で、いつものように背負いカバンを脱いで荷棚に載せてほっとしていると、前に座っている若い女の子がじっと筆者の顔を見詰めている。何かなと思っていると「どうぞ座ってください」と言って、さっと立ち上がるではないか。一瞬戸惑ったが、頭を下げてから荷棚のカバンを下ろし、空いた席に座らせてもらった。

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