編集部
教育
地域の宝ソメイヨシノの古木を守る
秋田県大館市の釈迦内(しゃかない)小学校の敷地などに立ち並ぶ約30本の桜の古木を守り継いでいこうと1月、児童と地域住民が、枝切りや施肥などに取り組み樹勢を回復させる共同プロジェクトをスタートさせた。地域の宝に対するこの取り組みは、ふるさと教育として効果が見込まれるほか、学校と地域のつながりを一層強めると期待されている。
コラム
【上昇気流】(2023年5月2日)
大型連休に入り、久しぶりに遊園地やテーマパークも家族連れで賑(にぎ)わっている。気流子もロンドンに赴任中、休日にしばしば子供を連れてテーマパークや博物館に行った。そこでありがたかったのは、割安の家族チケットがあったことだ。
社説
【社説】人口推計 出生率高める大胆な施策を
2070年の日本の推計人口は8700万人で、このうち外国人が1割を占める――。国立社会保障・人口問題研究所がこのような推計を発表した。出生率を高める大胆で実効性のある施策を断行しなければ、人口減の流れを止めることはでない。
コラム
【上昇気流】(2023年5月1日)
京都市で2007年から続く「新景観政策」を緩和した都市計画が施行された。高さ規制の緩和を盛り込んでマンションやオフィスビルを増やし、人口減少などに歯止めを掛ける狙いがあるという。
国内
【世日クラブオンライン講演会】台湾守るには国家承認を エルドリッヂ研究所代表 エルドリッヂ氏が講演
世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良)の定期講演会が29日、動画サイト「ユーチューブ」の配信を通じて行われ、元在沖海兵隊太平洋基地政務外交次長でエルドリッヂ研究所代表のロバート・D・エルドリッヂ氏が「台湾を守れなくなった日米同盟」と題して講演。「台湾を守るには日米など世界各国が台湾を国家承認することが重要」で、これが「中国に対しての大きな抑止力になる」と述べた。
社説
【社説】技能実習見直し 日本で安心して働ける制度を
外国人技能実習制度などの見直しを検討する政府の有識者会議は、制度の廃止と「人材確保」を目的とする新制度の創設を求める中間報告書を公表した。実習生の人権に十分に配慮し、日本で安心して働けるようにする必要がある。
コラム
【上昇気流】(2023年4月30日)
明日から5月。若葉が目立つ季節で、俳句の季語にも「柿若葉」「樫(かし)若葉」「椎(しい)若葉」などがある。同時に、逆のイメージの「落ち葉」の季語があるのが、この時期の特徴でもある。
国内
「パワハラ禁止」の陳情 全国15の市町村で採択 共産党機関紙「赤旗」購読勧誘問題
地方自治体の庁舎内で、日本共産党の議員らが自治体の幹部職員らに政党機関紙の購読を勧誘する際、パワハラによって勧誘することを禁止するよう求める陳情が、3月地方議会において「少なくとも4市議会」で採択されたことを本紙3月29日付で報道したが、その後の調査で全国8都道府県の15の市町村で、同様の陳情が採択されていたことが分かった。一つの定例議会の会期中に同趣旨の陳情が多数採択されたのは初めて。
記者の視点
【記者の視点】学力の基本「読む」「書く」 AIを超える人間力を育みたい
今年小学校に入学した子供が一人前の社会人になる2050年ごろ、日本の人口は現在より2800万人ほど減り、高齢化率約4割、サービス産業や単純労働はロボットや機械に取って代わられていく。今では考えられないほど先行き不透明な時代になっていく。子供たちには人工知能(AI)には無い「人の気持ち、人間関係を理解する」「非合理的でも利他的な行動」といったもので、新たな時代を切り開く“人間力”を育んでもらいだい。



