安倍 雅信
欧州・ロシア
元ナチ親衛隊秘書に有罪―ドイツ
ドイツ北部イツェホーの法廷は19日、第2次世界大戦時にシュトゥットホーフ強制収容所の親衛隊司令官の元秘書に対して、有罪判決を言い渡した。欧州メディアが一斉に報じた。同被告は1万500人以上の殺害ほう助と5人の殺害未遂に加担した罪で裁かれた。
欧州・ロシア
ガス価格上限で合意 EU加盟国
欧州連合(EU)27カ国のエネルギー相は19日、欧州委員会による「市場調整メカニズム」と呼ばれるガス価格の上限に関する提案で合意した。TTF(ヨーロッパのベンチマーク指数)で観察された価格が3日間でメガワット時当たり180ユーロに達すると適用される。来年2月以降に有効になる予定だ。
欧州・ロシア
EU 第9の対露制裁措置発効 ドローンエンジン輸出禁止
欧州連合(EU)はブリュッセルで今年最後の首脳会議を開催し、対ロシアの9番目となる制裁措置を15日に加盟全27カ国が承認し、16日に発効された。制裁措置にはウクライナ攻撃で使用される兵器を抑止するため、ロシアに武器輸出する全ての第三国に対しEUからのドローンエンジンの輸出を禁止した。
欧州・ロシア
欧州に波紋広げる「カタール・ゲート」 関係者の議会出入り禁止
欧州議会のエバ・カイリ副議長(ギリシャ選出)がカタールから多額の金銭を受け取った容疑で起訴されたことを受け、欧州議会は15日、司法捜査が終了するまでカタールの利害関係者による議会への出入りを禁じることで合意した。
欧州・ロシア
日本の常任理事国入りを支持 安保理は機能不全
英国のクレバリー外相は12日、英外務連邦開発局で外交政策のビジョンについて演説し、国連改革の一環として安全保障理事会常任理事国を拡大し、日本を加えることを支持すると表明した。また、ウクライナに侵攻した常任理事国ロシアについて「プーチン大統領は全ての国、ひいては世界中の全ての人々を保護する法律を破壊する準備ができている」と危惧し、国連強化を強調した。
中南米
EU、国際炭素税採用 輸入製品のグリーン化で
欧州連合(EU)加盟国と欧州議会は13日、域外で生産された輸入品に炭素排出量を考慮した炭素税を課す前例のないメカニズムを採用すると発表した。EUの産業製品輸入グリーン化政策の一環で域内の環境汚染を防ぐとともに域外他地域の汚染抑止に繋(つな)がるとしている。
欧州・ロシア
欧州議会副議長を逮捕、免職 カタールから金品受領か ベルギー当局
欧州議会のエバ・カイリ副議長(44)は11日、カタール政府から多額の金品を受け取り、欧州連合(EU)機関の決定に影響を与えようとしたとして、汚職容疑でベルギー当局によって逮捕、起訴された。同様の理由で欧州議会関係者4人も逮捕された。仏日刊紙ルモンド紙などが報じた。
欧州・ロシア
仏エネルギー危機 再エネ開発を加速 太陽光発電などを促進
フランスは再生可能エネルギーの生産を加速する法案を採択し、スペイン、ポルトガルとの間で「グリーン水素」のパイプライン設置でも合意した。ウクライナ侵攻でエネルギー危機が深まる中、国内でやれること、周辺国との連携が必要なものを同時進行させているが、再生可能エネルギー開発は待ったなしだ。
欧州・ロシア
「グリーン水素」パイプライン 仏スペイン間 30年までの敷設で合意
フランスのマクロン大統領は9日、スペイン南東部アリカンテでスペインのサンチェス首相、ポルトガルのコスタ首相と会談し、スペイン・フランス間の海底水素パイプラインを2030年までに建設し、稼働を目指すことで合意した。
欧州・ロシア
仏で計画停電検討 ブラックアウト回避で
ロシアのウクライナ侵攻の影響で電力逼迫(ひっぱく)が懸念されるフランスで6日、政府が「最悪のシナリオ」である大規模停電(ブラックアウト)を回避するため、計画停電の可能性があることを明らかにした。治安維持や救急、交通や学校の運営などを考慮し、自治体で検討に入る。



