交通機関でのマスク着用義務撤廃 ブラジル・サンパウロ州

【サンパウロ綾村悟】ブラジルのサンパウロ州で4日、バスや地下鉄など公共交通機関でのマスク着用義務が撤廃された。同州では昨年10月、新型コロナの変異株流行に伴い、公共交通機関でのマスク着用義務を復活していた。1日には、国家衛生監督庁(ANVISA)が航空機内や空港におけるマスク着用義務を撤廃するなど、ブラジル各地で撤廃の動きが続いている。

一方でANVISAは、65歳や基礎疾患を抱えている人に対して、引き続き状況に応じてマスク着用を行うよう促している。