
【サンパウロ綾村悟】昨年10月のブラジル大統領選挙で、左派の現職ルラ大統領と歴史的な激戦を繰り広げながらも、僅差で破れた保守派のボルソナロ前大統領が4日、米ワシントンで開催された米国の保守派の最大集会「保守政治行動会議(CPAC)」の年次総会で演説し、再選出馬を匂わす発言を行った。
トランプ前大統領をはじめとする、全米の保守派政治家・活動家が集まるCPACの総会で、ボルソナロ氏は「ブラジル大統領としての使命は終わっていない」「当選した前回の大統領選挙よりも多い得票で敗れたのはおかしい」などと発言、2026年のブラジル大統領選挙に出馬する可能性を示唆した。



