【サンパウロ綾村悟】記録的な猛暑に見舞われている南米のアルゼンチンで１日、大規模な停電が発生し、首都ブエノスアイレスを含む国土の半分近くが停電する事態となっている。
原因となったのは、ブエノスアイレス郊外で発生した火事。高圧線と変電システムが火事に巻き込まれ、原子力発電所を含む主要発電所が停止した。
アルゼンチンでは、１９０６年に観測が始まってから史上最高となる記録的な猛暑に襲われており、１日もブエノスアイレスでは37度を記録した。停電により、多くの市民がエアコンや冷蔵庫が使えない状態となっている。
