=17日、都内の衆議院第1議員会館(豊田剛撮影).jpg)
島根県が条例で定める「竹島の日」(2月22日)を控えた17日、県土・竹島を守る会(諏訪邊(すわべ)泰敬会長)は都内で「第4回 東京『竹島の日』大集会」を開いた。日本の領土を守るため行動する議員連盟(領土議連)会長の新藤義孝衆院議員があいさつし、「固有領土の竹島が不法占拠されている状況を何としても解決しなければならない」と訴えた。同集会はコロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった。
新藤氏は竹島を巡る現状として、日本側が「大きな動きを見せていないのは残念」だが、韓国にも「不法占拠を強化する大きな動きがない」と指摘。その上で、自分の領土を守らなければ国家として信頼を得られず、世界中から付け込まれる原因になりかねないと警鐘を鳴らした。
このほか、領土議連顧問の山谷えり子参院議員が基調講演を行い、丸山達也島根県知事が「問題解決のためには日韓両政府の話し合いが不可欠。外交交渉の新たな展開、国民世論の啓発や国際社会への情報発信を政府に強く求める」とするメッセージを寄せた。



