【国境警報】中国海警2隻 領海に侵入 沖縄・尖閣沖 今年22回目

沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で1日、中国海警局の「海警」2隻が約11時間にわたり、日本の領海に侵入した。操業中の日本漁船に接近しようとしたため、海上保安庁の巡視船が安全を確保し、領海外へ出るよう警告した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は9月28日以来で、今年22回目。

第11管区海上保安本部(那覇市)によると、2隻は「海警2502」「海警2301」で、1日午前3時15分ごろ、南小島の南南東で領海に侵入。午後2時10~15分ごろ、同島南東などから領海を出た。(沖縄支局)

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一方、防衛省の発表によると先週1週間では、9月22、23、25~28日、東シナ海において、領空侵犯の恐れがある航空機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。(川瀬裕也)