【国境警報】空自緊急発進 8月は79回 中国無人機が沖縄本島・宮古島間通過

中国無人機が沖縄本島・宮古島間通過

防衛省はこのほど、領空侵犯の恐れがある外国機に対する航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)が8月は79回だったと発表。そのうち、対中国機が約8割に当たる63回、対ロシア機が16回だった。中国の無人機による沖縄本島と宮古島間の通過も確認されるなど、活発な活動は続いている。

先週1週間では、2~4日、日本海およびオホーツク海で、6~8日には東シナ海でも、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。(川瀬裕也)

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一方、第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は10日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。

4隻は機関砲らしきものを搭載した「海警1303」と、「海警1102」「海警1302」「海警1103」で、午後3時現在、南小島の南南東約40㌔および魚釣島の西南西約30㌔を航行している。(沖縄支局)