沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で7日、中国海警局の「海警」2隻が日本の領海に侵入し、操業中の日本漁船に接近を繰り返した。同諸島沖での中国公船の領海侵入は今年16回目。
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、2隻は「海警2102」「海警2502」で、7日午後1時45分ごろから、日本漁船の動きに合わせ約2時間にわたり領海に侵入。いったん領海を出たが、7日午後11時40分~8日午後0時20分ごろ、南小島東などから再び領海侵入し、同日午後6時8分~11分にかけて、魚釣島の南南西などで領海を出た。(沖縄支局)



