【国境警報】空自緊急発進 5月は119回

7割強が対中国機

防衛省はこのほど、領空侵犯の恐れがある外国機に対する航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)が5月は119回だったと発表。そのうち、対中国機が7割強に当たる93回、対ロシア機が26回だった。

また先週1週間では、3、5~8日には東シナ海で、9日には太平洋において(うち、3、5、6、8日はオホーツク海で、7、8日は日本海でも)、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。(川瀬裕也)


一方、第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は11日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。

4隻は機関砲らしきものを搭載した「海警2203」と、「海警2102」「海警2301」「海警2302」で、午後3時現在、大正島の北北東約35㌔付近および南小島の南南東約31㌔を航行している。(沖縄支局)