最新記事

「公明」結党60年 昨日の敵の自民と連立

公明党の月刊機関誌「公明」10月号には巻頭特集「『大衆とともに』60年」が載る。「1962年9月13日、公明党の前身である公明政治連盟(公政連)の第1回全国大会で、党創立者の池田大作・創価学会名誉会長が立党精神の淵源となる『大衆とともに』の指針を示されてから、今年で60年を迎える」のリードで、山口那津男代表(15日に8選確定)が「立党精神みなぎる行動で『衆望』担う政治を」とのタイトルで語っている。

「自由民主」旧統一教会断絶

自民党の機関紙「自由民主」(9・13)は、「旧統一教会『関係を一切断つ』/役員会で基本方針を決定」の見出しで、安倍晋三元首相銃撃事件後の批判報道を受けた対応を載せた。

【東風西風】山はおそろしい

山岳遭難についての報告は、登頂成功の報告とともに書かれ続けていた。筆者が愛読してきたのも、山岳遭難についての著作。さまざまな事例があり、登山の立案や準備の参考にしてきた。

企画コーナー展「一丈木遺跡」 秋田県

今から約5千年前、縄文時代中期の代表的な暮らしを伝える「一丈木(いちじょうぎ)遺跡」の紹介が秋田県埋蔵文化財センター(大仙市)で開かれている。隣接する美郷町(みさとまち)の所蔵品が中心の企画コーナー展だ。発掘された土器や石器、土製品など代表的な約百点を紹介。

小堀桂一郎氏の近著『國家理性及び國體について』

小堀桂一郎氏が、ここ数年の間に発表した三つの論文と三つの講演をまとめた『國家理性及び國體について』を明成社から上梓(じょうし)した。

高峰譲吉没後100年展 世界的化学者 起業家の顔も

金沢市の金沢ふるさと偉人館では、世界的な化学者高峰譲吉の没後100年を記念した企画展「Try,Try Again!―二千五百年の歴史に於て初めての人―」が始まった。

【上昇気流】(2022年9月17日)

日本の近代科学の出発点は江戸時代後期の1774年――。そんなお話を東京工業大学名誉教授の道家達将氏からお聞きしたことがある。

【持論時論】華道と人生―草月流師範 勝林良雄氏に聞く

良き師との出会いは、その後の人生を決定的に変える。草月流師範の勝林良雄氏も、そういう師匠との出会いがあった。

ブラジル大統領選、2候補の差縮まる

【サンパウロ綾村悟】10月2日に第1次選挙が実施されるブラジル大統領選挙は、14日に公表された最新世論調査で、右派・自由党の現職ボルソナロ大統領(67)と左派・労働党のルラ元大統領(76)の支持率差が主要世論調査では初めて10ポイントを切ったことが明らかとなった。 クアエスト社が全国2000人の有権者を対象に今月10日~13日に行った世論調査で、首位を走るルラ氏が支持率42%、ボルソナロ氏は34%と、その差は8%となった。 大票田の一つ、リオデジャネイロ州で、ボルソナロ氏の支持率がルラ氏を上回るなど、これまでにない動きが出ている。同州はボルソナロ氏の支持層である保守的なキリスト教福音派の影響力が強いことでも知られる。 ボルソナロ氏はカトリック教徒だが、ミシェリ夫人が敬虔(けいけん)な福音派教徒で、ボルソナロ氏も同性婚やジェンダー教育、人工妊娠中絶などの社会問題で保守的な立場を取ることが多い。 こうした中、同氏は12日に出演した福音派向けのラジオ放送で、「大統領は神の意思で行っている。選挙で敗北すれば政界引退も考えている」などと発言した。 支持率3位のシロ・ゴメス元セアラ州知事は7%となっており、ルラ氏とボルソナロ氏による決選投票入りの公算が大きい。

【社説】苦戦する露軍 ウクライナ反転攻勢に支援を

ロシア軍の侵攻が続いているウクライナで、ウクライナ軍の反転攻勢により解放される地域が広がってきた。

【国境警報】中国海軍測量艦が領海侵入 7月以来7度目 屋久島周辺

防衛省は15日、鹿児島県・屋久島の周辺海域で、中国海軍の測量艦1隻が日本の領海に侵入したと発表した。中国軍艦による領海侵入は7月以来で、7度目。日本政府は外交ルートを通じて中国側に懸念を伝えた。

国際家庭の言葉の苦労 ネパールから

ある在日ネパール人の友人からネパールにいる父母に預けていた6歳の息子が、その父母と共に日本に行くという話を聞いた。

日中国交正常化50年 机上は笑顔、机下は蹴り合い

日中国交正常化から9月29日で50周年を迎える。両国の産業界のパワーバランスも様変わりし、中国国内では日常生活で反日的な動きは少ない。ネット上での反日の言説は手厳しく、今月に入り、ようやく官製主導で祝賀ムードを演出するが、机上では笑顔で握手、机下では蹴り合う隣国関係が続きそうだ。

【上昇気流】(2022年9月16日)

読書の秋である。最近の古書価の暴落は、本好きの人にとっては歓迎すべきことだ。しかし安価な分、ついつい買ってしまって、気流子のようにいわゆる「つんどく」状態となる本も少なくないだろう。

【社説】IPEF会合 民主的ルールで中国に対抗を

米国が主導する新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」に参加表明した日米やインドを含む14カ国が、米ロサンゼルスで初めて対面形式の閣僚級会合を開催した。会合では、民主主義の価値観に基づく「21世紀型ルール」の構築に向けて正式な交渉開始を宣言する閣僚声明を採択した。

夢と感動を与えるサッカー選手 イスラエルから

イスラエルにはサッカーファンが多い。プロサッカーチームの国内1位は、北部の港湾都市ハイファを拠点とする「マカビ・ハイファ」だ。

イスラエル軍、シリアの国際空港を空爆 イランが民間機で武器輸送か

シリア北部のアレッポ国際空港で6日、イスラエル軍によるとみられる空爆があり、滑走路や親イラン民兵組織の武器倉庫などが破壊され、空港が使用不能に陥った。6月に首都ダマスカスの国際空港が同様の攻撃を受けて以来、国際空港が標的となったのは3回目だ。イスラエル軍によるシリア領内への攻撃が増えている。

【姉妹紙韓国紙セゲイルボを読む】米のインフレ削減法が与えた衝撃

「鄭義宣(チョンウィソン)現代自動車グループ会長に感謝し、投資に報いるために絶対失望させないように努力する」今年5月、韓国を訪問したバイデン米大統領が鄭会長と面会後に語った言葉だ。鄭会長はこの席で55億㌦規模の米ジョージア州電気自動車(EV)工場設立に加えて未来の新産業分野に50億㌦の追加投資計画を発表した。

尖閣国有化10年、鹿児島ローカル紙・南日本新聞が迫真リポート

里山暮らしを始めて、気が付いたことがある。里山生まれの人の、蚊に対するセンサーの感度の良さだ。

【上昇気流】(2022年9月15日)

韓国とはどのような国なのか。調べ始めたのはソウルオリンピックの数年前のことで、その後たびたびこの国を取材で訪れてきた。そして一冊の歴史書が歴史を見る目を開かせてくれた。