最新記事
欧州・ロシア
EU第3の経済大国イタリア 初の右派連合政権に加盟国注目
安倍 雅信 -
25日のイタリア総選挙で勝利した極右政党・イタリアの同胞(FDI)のジョルジア・メローニ党首は勝利宣言後、「全てのイタリア人のための統治を約束する」と述べ、今後の関心は極右・同盟と中道右派フォルツァ・イタリア(FI)との右派連合の組閣が注目される。同時に英国が欧州連合(EU)を離脱後、ドイツ、フランスに次ぐEU第3位の経済大国となったイタリアについて、加盟国はその動向に強い関心を寄せている。
中東・アフリカ
イスラエル首相、「2国家共存」支持 国連総会演説で表明
森田 貴裕 -
イスラエルのラピド首相は22日、米ニューヨークの国連本部で開かれた国連総会の一般討論演説で、イスラエルとパレスチナの中東和平問題について、「2国家共存」への支持を表明した。与野党の右派はラピド氏の主張を非難したが、パレスチナ自治政府のアッバス議長は歓迎している。
朝鮮半島
【韓国紙】消えつつある経済危機克服の好機
セゲイルボ -
政治家たちに私席で会うと与野党を問わず、まず経済の心配をする。尋常でないインフレと貿易、為替レートの動きが米中新冷戦のような構造的変化で簡単には解決し難いということだ。
メディアウォッチ
テロ対策を論じない各紙社説、関連社説の9割が教団と国葬の左派紙
増 記代司 -
安倍晋三元首相が凶弾による非業の死を遂げて約80日。一昨日(おととい)には国葬儀が厳かに営まれた。それで事件以降にこれを論じた各紙社説を総括しようと思い立った。数えてみれば、総数は74本に上った(27日現在)。
コラム
【上昇気流】(2022年9月29日)
編集部 -
米ロサンゼルスのリトルトーキョーに、全米日系人博物館がある。日系米国人の歴史を知ることのできる博物館で、写真や文書や工芸品を展示している。とりわけ重要なのは、第2次大戦中に強制収容された人々の記録だ。
社説
【社説】少子化加速 家族重視の価値観浸透させよ
編集部 -
今年上半期(1~6月)の出生数は、前年同期比2万87人(5・0%)減の38万4942人になったことが、厚生労働省の人口動態統計(速報)で分かった。2000年以降最少で、初めて40万人を下回った。
中南米
キューバで同性婚合法化へ
編集部 -
共産党一党独裁が続くカリブ海諸国のキューバで25日、同性婚の賛否などを問う国民投票が行われ、賛成多数で可決された。国民投票の結果を受けてディアスカネル大統領が26日、改正法案に署名し、同性婚が正式に合法化された。
コラム
【上昇気流】(2022年9月28日)
編集部 -
安倍晋三元首相の国葬が、東京都千代田区の日本武道館で行われた。武道館とお堀を隔てた九段坂公園で一般献花が行われたので花を手向けてきた。10時前、東京メトロ半蔵門駅に着いたが、地上出口から既に2列の行列ができていた。
社説
【社説】重要土地等調査法 安保強化へ区域指定急げ
編集部 -
安全保障上重要な土地の利用を規制する「重要土地等調査法」が全面施行された。外国資本による重要施設周辺の土地取得に歯止めをかけるものであり、安全保障の強化につなげるべきだ。
オピニオン
世界が称えた「遺産」の継承を 安倍氏国葬儀
編集部 -
安倍晋三元首相が凶弾に倒れてから、きょうで82日。国葬儀を迎える。国葬儀決定については、反対や異論が出ているが、重要なのは政府としての国家の意思である。安倍氏が死亡した6日後には岸田文雄首相が「国葬儀決定」を表明した。時を置かず安倍氏の功績を政府として内外に示したことは外交の要諦と言えよう。
朝鮮半島
「元徴用工」の棘抜けず 韓国 岸田・尹「懇談」でも不透明
上田 勇実 -
先週、国連総会出席のため訪米した岸田文雄首相と韓国の尹錫悦大統領が約30分間「懇談」したが、最大の懸案である「元徴用工」をめぐる問題の解決は依然として不透明なままだ。韓国内の被害者中心ムードが立ちはだかり、歴史認識問題に対する日本とのスタンスの違いが改めて浮き彫りになっている。
家庭・教育・LGBT
曲線生かし“豪華客船”に変身 石川県立図書館がリニューアル
編集部 -
石川県立図書館が今夏、リニューアルされた。外観は従来の箱型だが、中に入るとこれまでの図書館のイメージはなく、高さ15㍍の円形の曲線空間に包まれ、まるで豪華客船のよう。壁や床は伝統色の加賀五彩が使われ、ソファも同系色で落ち着いた色彩になっている。書棚は低く、本の分類にも工夫が凝らされ、まるで「本のテーマパーク」に入ったようだ。
コラム
【上昇気流】(2022年9月27日)
編集部 -
奈良のシンボルと言えば、大仏と鹿。先日も、鹿たちが相変わらず観光客に愛嬌(あいきょう)を振りまいているのを見た。現在、奈良公園には約1200頭の鹿が生息している。鹿にこれほど身近に接することができる観光地は世界でも稀(まれ)だ。
欧州・ロシア
EU、ロシアの核使用警戒
安倍 雅信 -
ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻で核兵器の使用をにおわせている問題で、欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)は24日、英BBCで、真剣に受け止めるべきだとの見方を示した。
国内
憲法改正の道拓く 「闘う政治家」の本領発揮 【連載】安倍政治のレガシー(4)
武田 滋樹 -
安倍晋三元首相の憲法改正への挑戦は、第1次政権から目指す「戦後レジームからの脱却」の一丁目一番地であり、戦後の日本を揺るがしてきた護憲(革新・左翼)勢力との国の将来を懸けた闘いだった。



