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W杯パブリックビューイング  仏各都市が次々中止へ

中東カタールで開催するサッカーのワールドカップ(W杯)を1カ月後に控え、フランスの大都市は次々にパブリックビューイングを行わないことを表明した。理由はカタールで問題が指摘される移民労働者の死亡事故、インフレによる景気後退とエネルギー危機に見舞われる中、設置費用とエネルギーコストへの懸念も高まっているからだ。さらに11月の開催で寒さの中、街頭で応援する観戦者は多くないとの見方もある。

圧巻のサルガド氏写真展「アマゾニア」ブラジルから

ブラジルのリオデジャネイロで、世界的な写真家、セバスチャン・サルガド氏(78)の最新作「アマゾニア」の写真展が開催されている。人類の遺産であるアマゾン熱帯雨林と、太古の昔からアマゾンと共生してきた先住民の姿を描いたモノクロの大作だ。

中国企業の土地買収を警告 米共和党議員ら対応求める

米軍施設に近い土地を購入する中国企業の動きに、米国で警戒感が高まっている。51人の共和党下院議員は先月下旬、中国政府と関係の深い企業が、米中西部ノースダコタ州の空軍基地近くの農地を買収したことをめぐり、オースティン国防長官らバイデン政権の閣僚3人に書簡を送り、スパイ活動に利用される恐れがあると警告した。

【韓国紙】再燃する25年前の通貨危機の悪夢

思い出したくない25年前の通貨危機の悪夢が最近、またくすぶっている。最近、ブルームバーグ通信は1997年のようにアジア金融危機が再燃するとの憂慮が大きくなっていると分析した。

国連改革に賛同するも具体策に欠ける各紙、実効性ある案の提示を

最近実施された米韓合同軍事演習に反発する北朝鮮は、9月下旬から立て続けに弾道ミサイルを発射した。とりわけ5回目となった4日朝の弾道ミサイル発射は、各テレビ局は通常番組を外して報道した。政府がJアラート(全国瞬時警報システム)で、北海道と青森を対象に警戒を呼び掛けたからだ。

【上昇気流】(2022年10月6日)

JR只見線は、福島県の会津若松と新潟県の小出を結ぶ135・2㌔の「秘境路線」。山と森と渓谷の織り成す絶景の山間部を只見川に沿って走る。谷川を渡って行く橋梁(きょうりょう)の数も多い。

月収3割超の献金は記録 家庭連合会見 改革の追加内容公表

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が4日、東京都渋谷区松濤の本部教会で記者会見を行った。教会改革推進本部の勅使河原秀行本部長は、献金が家庭を壊すほど過度の場合は問題があるとした。

刑務所の暴動で15人死亡―エクアドル

南米エクアドルの刑務所で3日、受刑者による暴動が発生し、少なくとも受刑者15人が死亡、21人が負傷した。矯正当局が明らかにした。

デモは「画策された暴動」 イラン最高指導者

イランの最高指導者ハメネイ師は3日、女性が警察に拘束され死亡した事件に対する抗議デモについて「画策された暴動だ」と述べ、デモの鎮静化に向けて厳しい姿勢を取る治安当局の対応を支持する考えを表明した。

EUでハンガリーのみ―ロシアのガス供給

ロシアから天然ガスの供給を受ける欧州連合(EU)諸国が、ロシア側がパイプラインを停止したことで、ハンガリーが唯一供給を受け続ける国となった。複数の欧州メディアが伝えた。

【社説】北ミサイル 日米韓で脅威を封じ込めよ

北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、ミサイルは日本の東北地方上空を通過して太平洋上の日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下した。

「ちむどんどん」終了、反省会に

NHK連続小説(朝ドラ)の「ちむどんどん」は9月30日に最終回を迎えた。大ブームを巻き起こした「あまちゃん」の時は、終了すると「あまちゃんロス」という言葉が話題になったが、今回はだいぶ事情が違っている。

辺野古移設反対、国連に訴えも 2期目に入った玉城知事

沖縄県の玉城デニー知事は9月30日、2期目の任期がスタートした。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設反対が一丁目一番地の公約としているが、辺野古の埋め立ては着々と進んでおり、「公約違反」の批判は避けられない。そこで、2期目には、国連などの国際社会に訴える作戦に出るが、さっそく一部県民から反感を買っている。

【上昇気流】(2022年10月5日)

「笑わない数学」(NHK総合)というタイトルで放送された番組が終了した。全12回。司会はお笑い芸人の尾形貴弘さん。数学の番組なぞ民放ではほぼ絶対にあり得ない。どうせ難解で面白くもないだろうと思って見たが、想像以上に興味深いものだった。

日中国交50年で思い起こされる朝日の「北京と手を握った」中国報道

9月29日は日中国交50周年だったが、そのことを忘れるほど祝賀行事は低調だった。10年前の2012年の40周年は尖閣諸島をめぐって日中が対立し、祝賀行事は中止された。それに比べて曲がりなりにも祝賀行事が行われたのだから、それよりまし、か。

静かに別れ告げ生を考える

コロナ禍が始まった2020年の夏、その年の初めから入院していた父が泉下の客となった。今夏は安倍晋三元首相が凶弾に倒れ、先月27日には国葬が厳かに執り行われた。

政権内で権力闘争も 苦戦のロシア 米紙記者が警告

米紙ワシントン・ポストのロシア問題専門家、キャサリン・ベルトン氏は2日、訪問中のウィーンでオーストリア国営放送とのインタビューに答え、ウクライナの4州併合後のロシア情勢について「ここ3週間内に予備兵の部分動員が成果をもたらさない場合、プーチン氏の立場は厳しくなる」と指摘、クレムリン内で権力闘争が起きる可能性があると主張した。

EV移行議論 フランスから

フランスで車の買い替えは大きな議論となっている。理由はフランスでガソリン車とディーゼル車の販売を2040年には終了することを決めているからだ。

バチカン司教任命権移譲問題 中国暫定合意を再延長へ

世界に13億人以上の信者を誇る最大のキリスト教会、ローマ・カトリック教会の総本山、バチカン教皇庁は2018年、中国共産党政権との間で司教任命権問題で暫定合意したが、バチカンは先日、使節団を北京に派遣し、今年10月で期限を迎える暫定合意の再延長で中国側と一致したという。中国共産党政権に司教の任命権を移譲するような暫定合意については、中国内の地下教会関係者から批判の声が上がっている。

ボルソナロ氏とルラ氏が決選へ ブラジル大統領選挙

南米ブラジルで2日、現職ボルソナロ大統領の任期満了に伴う大統領選挙の投票が行われ、ボルソナロ氏とルラ元大統領による決選が決まった。決選投票は今月30日に行われる。