最新記事

チリのイースター島で森林火災、モアイ像に被害も

チリ当局は6日、チリ沖約3700キロにあるイースター島で発生した森林火災の影響で、世界遺産にも指定されている「ラパ・ヌイ国立公園」のモアイ像の一部が被災したと発表した。

「欧州政治共同体」が初会合 44カ国、ロシアのウクライナ侵攻に圧力

チェコのプラハに6日、トルコやバルカン半島諸国を含むヨーロッパ44カ国首脳が集まり、ロシアに対する抗議の姿勢を示した。フランスのマクロン大統領の提案で実現した欧州政治共同体を議論する初会合には、ロシア寄りのトルコのエルドアン大統領や、バルカン半島で対立する国の首脳が全て参加し、欧州連合(EU)加盟国、未加盟国、非加盟国、EU離脱した英国など招待した44カ国首脳が集まった。

【国境警報】中国海警4隻が領海侵入 沖縄・尖閣沖

沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で7日、中国海警局の「海警」4隻が約1時間半にわたり、日本の領海に侵入した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は1日以来で、今年23回目。

【社説】村上選手の偉業 さらなる高み目指し研鑽を

プロ野球ヤクルトの村上宗隆選手が、偉業を成し遂げた。今季最終戦でシーズン56本の日本選手最多本塁打を達成。同時に打率、打点でも首位となり、史上最年少の三冠王に輝いた。

【連載】TBS「報道特集」 反統一教会活動家との〝接点〟(下)

TBSが会員となっている日本民間放送連盟(民放連)は「放送によって傷ついたり不快な思いをする方が出ないよう、各社が『番組基準』を策定する際の参考」として、共通のルール「放送基準」をまとめている(公式ウェブサイト)。

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(16) 敗退の予兆(中) 対日反攻の早さ読み誤る 米軍の戦闘意欲の高さも侮る

さらに3月に入るとハルゼー部隊は南鳥島を空襲、また第1、17任務部隊の艦載機約60機がニューギニアのラエ、サラモアに停泊する日本の輸送船11隻などを撃沈破した。そして4月にはドウリットル中佐が日本本土空襲を敢行し、軍首脳や国民に衝撃を与えた。

【心をつむぐ】なぜ人は「献金」するのか

ドイツの哲学者クリストフ・トュルケ氏は独週刊誌シュピーゲルのインタビュー記事(2015年5月16日号)の中で「『お金』の誕生には宗教的起源がある」と興味深い視点を明らかにしている。

流域に数多く立つ高地蔵 徳島県吉野川

異常気象のせいで線状降水帯によるゲリラ豪雨に襲われ、各地で洪水被害が発生するようになった。

【上昇気流】(2022年10月8日)

「浅沼稲次郎来たる!」。気流子が小学生の頃、街中にこんな立て看板が並んだ。郷里の小さな自治体の市長選挙の応援演説にやって来るという。「一目、見に行こう」と祖父に連れられて街頭に出ると、ゆっくりと走る三輪トラックの荷台でマイクを握っていた。

親子でUターン、Iターン おかざき農園代表・岡崎昌秀氏、 顧問・岡崎康司氏に聞く

農業は国の基だ。グローバル社会で金さえあれば、世界中からうまい栄養豊富で美味な物がいくらでも輸入可能と思われたが、コロナ禍で世界は一変、流通はまひした。国民の胃袋を満たす農産物が身近な所で供給できる、農業の価値が改めて見直されている。埼玉県から親子で山口県岩国市にUターン、Iターンを果たしたおかざき農園顧問の岡崎康司氏と同代表の岡崎昌秀氏に話を聞いた。

【社説】9月日銀短観 円安是正、賃上げ促す政策を

ロシアのウクライナ侵攻を背景とする原材料価格の高騰と急速な円安進行が広企業の景況感悪化に拍車を掛け、景気に一段と下押し圧力がかかっている --日銀が発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)が示す景気の現状である。

【連載】TBS「報道特集」 反統一教会活動家との〝接点〟(中)

立憲民主党は8月18日、「旧統一教会被害対策本部」の第7回会合を開いた。その時の内容を公開した党のウェブサイトによると、12年5カ月間にわたる後藤徹氏(「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」代表)に対する拉致監禁による強制改宗に関与した宮村峻氏を「旧統一教会からの脱会を支援してきた」と紹介し、「被害の実態と課題」を聞いている。

ルラ氏、世論調査で優勢  大票田でボルソナロ氏攻勢 ブラジル大統領選挙

ブラジルの世論調査会社IPECが5日に発表した大統領選挙決選投票の最新調査結果によると、左派・労働党のルラ元大統領が支持率51%で、43%の右派・自由党の現職ボルソナロ大統領を8ポイントリードしている。白票などを除いた有効票計算では、ルラ氏の支持率は55%、ボルソナロ氏は45%だった。

水の都・バンコク タイから

タイの雨季はおよそ6月から10月までだ。日本の梅雨のようにしとしと一日中降る雨ではなく、雷の大音響を伴って約30分から1時間程度、バケツどころかドラム缶をひっくり返したようなスコールとなる。

大型台風、フィリピン政界を〝直撃〟7000戸全壊、コメなど被害拡大

フィリピンのルソン島に超大型の台風16号(カーディン)が上陸し甚大な被害を与えた。台風はマニラ首都圏に近いコースを横断し、特にルソン島中部と北部に大きな爪痕を残した。避難者は4万6000人を超え、台風被害による生鮮食品の値上がりが発生するなどインフレの加速も懸念されている。

【上昇気流】(2022年10月7日)

奈良市の仲川元庸市長は、7月に安倍晋三元首相が銃撃された現場について、事件の前から計画されていた車道として整備し、慰霊碑などは作らないと発表した。事件の意味の重みに思いの至らない、あまりに不見識かつ心無い決定である。

「日台は家族の関係」 台湾建国111周年祝う

中華民国(台湾)の建国記念日に当たる「双十国慶節」111周年を祝うレセプションが5日、都内のホテルで開催された。主催した台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表はあいさつで、日台間に正式な国交はないが関係は「家族、兄弟のように極めて緊密」であり、「形式的な政治的関係を超越している」と語った。

【連載】TBS「報道特集」 反統一教会活動家との〝接点〟(上)

民放テレビ局TBSが看板番組「報道特集」をめぐり、報道機関としての資格が問われる事態に陥っている。世界平和統一家庭連合(旧統一教会=教団)批判特集で、過去に信者を長期にわたって拉致監禁し強制改宗を行った親族(元信者)を登場させたことに対して、被害者が質問状と抗議文を送った。しかし、TBSは回答と謝罪を拒否した。なぜ悪質な人権侵害の加害者を出演させたのか。その背景を追った。

【社説】立民代表質問 見飽きたワイドショー政治だ

臨時国会で岸田文雄首相の所信表明演説に対する各党代表質問が始まった。北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルを発射し、一段と安全保障上の緊張が高まっている中で、立憲民主党の泉健太代表は依然として安倍晋三元首相の国葬儀に反対し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との「接点」を追及するテレビのワイドショーと変わらない姿勢を示している。

政府とゲリラが和平交渉へ コロンビア

コロンビア政府と同国最大の左翼ゲリラ、民族解放軍(ELN)は4日、ベネズエラの首都カラカスにおいて、ドゥケ前政権下で中断していた和平交渉の再開に合意する文書に調印した。和平交渉は11月の第1週から開始される予定。