最新記事

イスラエル首相候補、トルコ大統領と電話会談

イスラエルで新連立政権発足に向け組閣作業を進めているネタニヤフ元首相は17日、トルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、両国間の経済および外交関係を進展させることについて話し合った。イスラエルのメディアが同日、報じた。両者の電話会談は2013年以来、9年ぶり。

左翼ゲリラと和平交渉再開 コロンビア

南米コロンビア政府は17日、同国最大の左翼ゲリラ「民族解放軍」(ELN)と和平交渉を再開すると発表した。

【記者の視点】消費者庁検討会 河野担当相の狙いは何か

「霊感商法は物品の販売でございますが、寄附の問題も指摘されてきている…。…場合によっては、消費者庁の担当の枠を超え、その場合には…政府に対して提言をすることになろうかと思いますが、境界を定めずに御自由に御議論いただきたい」

【社説】北のICBM 反撃能力保有で圧力強化を

北朝鮮が平壌近郊から大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイル1発を日本海に発射した。ミサイルは北海道渡島大島の西方約200㌔の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。渡島大島付近では操業中の漁船もあった。危険な挑発は断じて容認できない。

宗教と政治を論ずる「公明」

公明党の月刊機関誌「公明」12月号は、「『旧統一教会と政治』どう糾すか」(同誌編集部)と題して、宗教と政治について整理する論考を掲載した。安倍晋三元首相銃撃事件の容疑者の供述に関する報道を受けて、岸田文雄首相(自民党総裁)が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を絶つと宣言し、政治家は過去の「接点」を謝罪した。

「辺野古」一辺倒の限界露呈

任期満了に伴う沖縄県那覇市長選が10月23日に投開票され、自民・公明が推薦した元那覇市副市長の知念覚氏が初当選した。玉城デニー知事が率いる「オール沖縄」が支援し、立憲民主、共産、れいわ、社民、沖縄社会大衆党が推薦した元県議の翁長雄治(おながたけはる)氏を破った。

【東風西風】文人墨客の煎茶趣味

中国を旅行した時、毎日のように茶を飲んでいた。陶器のカップに茶葉を一つまみ入れて熱湯を注ぎ、ふたをしてしばらく待つ。浮いた茶葉が沈んでから茶をすする。どこでもこの飲み方で、湯がなくなれば足して飲む。

種苗メーカーから約50点の菊 秋田県 花の祭典/秋田拠点センターアルヴェ

菊と言えば、庭に生えている小菊や、菊人形の大輪は知られているが、切り花用の品種改良が活発にされている。秋田市の秋田拠点センターアルヴェで先日開かれた「秋田県花の祭典」では、種苗メーカーから約50点の菊が出品された(写真)。中には、秋田県オリジナル品種として2012年にデビューし東京大田市場で大人気の「NAMAHAGEダリア」そっくりの真ん丸い花もある。

ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展

ドイツ生まれの美術商ハインツ・ベルクグリューン(1914~2007年)が、蒐集(しゅうしゅう)したピカソやクレーなど20世紀絵画のコレクションを中心にした「ピカソとその時代ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」が東京・上野の国立西洋美術館で開かれている(来年1月22日まで)。

70年ぶり茅葺屋根全層修理 国の重要文化財「慈恩寺本堂」/山形県寒河江市

山形県寒河江(さがえ)市にある江戸時代初期築造の国の重要文化財、本山慈恩寺本堂で10月から、70年ぶりに茅葺(かやぶき)屋根の大規模修理が始まった(令和6年11月まで)。文化財保護の専門家による建物内の調査も実施される。同寺では「まだ目に触れていない所蔵品や資料、建築工法などが見つかるかもしれない」と期待を寄せている。

【上昇気流】(2022年11月19日)

ちょうど100年前の1922年にドイツの歴史哲学者シュペングラーは新たな文明論を完成させ世に問うた。文明は発生―生育―壮年―老衰の四つのリズムをたどり、春夏秋冬の4拍子を打つ、と。いささか決定論的であるが、思い当たることは多々ある。

台湾有事に備え日台連携強化を 日台共栄首長連盟 都内で総会

台湾との交流強化を目指す市町村長でつくる「日台共栄首長連盟」の第2回総会が17日、東京都内のホテルで開かれた。来賓で出席した日華議員懇談会の古屋圭司会長(衆院議員)は、中国共産党大会の文書や綱領に必ず台湾を統一し、武力行使も辞さないと書かれていることについて「深刻な話だ」とし、価値観を共にする台湾と連携し対応していく必要性を訴えた。

デモ隊に銃撃 7人死亡 イラン

イラン南西部フゼスタン州の都市イゼで16日夜に起きた銃撃事件について、司法当局は17日、テロ攻撃の容疑者3人が逮捕されたと明らかにした。国営イラン通信(IRNA)が同日、報じた。

高まるヒマラヤの洪水リスク ネパールから

日本が3年連続となる「化石賞」を受賞した国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で、全国地球温暖化防止活動推進センターによれば、地球温暖化の影響で1901年から2010年の間に19センチ海水面が上昇したという。

台湾統一地方選 現職優位、野党・国民党が優勢

台湾では2024年1月の総統選の前哨戦となる統一地方選が26日の投開票に向けて終盤戦を迎えている。親中派の野党・国民党が優位を保ち、与党・民進党は22の県市首長ポストの3割前後しか獲得できない予想も出る苦しい選挙戦だ。地方都市の生活改善や経済発展など候補者の実務実績が最大限、評価される地方選では現職優位で中国の脅威への対中政策は優先順位が低く、民進党内のスキャンダルも影響している。

【社説】ポーランド着弾 大過招く露軍のミサイル攻撃

ロシアのウクライナ侵攻後、北大西洋条約機構(NATO)域内のポーランドで露製ミサイル着弾による被害が発生したことは、ロシアとNATOが交戦する引き金となりかねない間一髪の事態だった。原因はウクライナを一方的にミサイル攻撃するロシアであり、無謀で危険な攻撃を即時停止すべきだ。

【米中間選挙2022】共和 過半数固め下院奪還 上院は民主多数派で「ねじれ」

8日投票の米中間選挙で、接戦の下院で野党共和党が過半数の218議席を固め、4年ぶりに多数派を奪還することになった。上下両院の支配政党が異なる「ねじれ」議会となり、バイデン大統領は厳しい政権運営を強いられることになる。

【宗教と政治】共産党の旧統一教会叩き 日米同盟破棄へ「反共潰し」  元米下院議長 ニュート・ギングリッチ 【特別寄稿】

ニュート・ギングリッチ元米下院議長は、日本共産党が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)たたきを強める背景について世界日報に論考を寄せた。

【上昇気流】(2022年11月18日)

近所の家の柿の木のたわわに実った実がすっかり色づいてきた。稔(みの)りの秋のフィナーレを告げているようだ。紅葉もいいが、柿の朱色は日本人の生活に根差した秋色である。

フジモリ元大統領次男に禁錮刑―ペルー

南米ペルーの最高裁は15日、フジモリ元大統領(84)の次男で元国会議員のケンジ氏(42)に対して、「政治的地位を濫用した」として、禁錮4年6月の判決を下した。検察側は12年の禁固刑を要求していた。