最新記事

マニラに「デパ地下」が登場 フィリピンから

このほどマニラ首都圏にあの三越デパートがオープンした。フィリピンには「Isetann」という伊勢丹デパートをパクった本家とはまったく関係ないショッピングモールが存在するが、今回は紛れもなく本物だ。

東ティモール、ASEAN加盟へ 南太平洋で中国牽制狙う米国

東南アジア諸国連合(ASEAN)は今月中旬、カンボジアの首都プノンペンで開かれた首脳会議で東ティモールをASEAN加盟国に迎え入れることで原則合意した。早ければ2025年にもASEANは、これまでの10カ国から11カ国体制になる。それまで東ティモールは、オブザーバーとして首脳会議を含むすべてのASEAN関連会合への参加が認められる。

【社説】反撃能力保有 ミサイル増強で抑止力強化を

政府の有識者会議が敵のミサイル発射基地などを無力化する「反撃能力」の保有を不可欠とするなどの報告書を岸田文雄首相に提出した。ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)はじめ相次ぐミサイル発射、中国の台湾への武力威嚇など緊迫する軍事情勢を受けて喫緊の課題として具体化に取り組むべきだ。

【上昇気流】(2022年11月25日)

市川海老蔵改め十三代目市川團十郎さんの襲名披露公演を東京・歌舞伎座で観(み)た。息子の八代目市川新之助さんの初舞台も兼ね、お祝いムードがあふれていた。

エルサレムで2回爆発、1人死亡

エルサレムで23日朝、2回の爆発があり、1人が死亡、26人が負傷した。負傷者のうち2人は重体という。イスラエルのメディアが同日、報じた。犯行声明は出ていない。最初の爆発は、エルサレムの西側入り口近くのバス停で、通勤ラッシュ時間帯のピークに当たる午前7時すぎに発生した。

左翼ゲリラとの交渉再開 コロンビア

南米ベネズエラの首都カラカスで21日、コロンビア政府と左翼ゲリラ、民族解放軍(ELN)による和平交渉が再開した。コロンビア政府とELNは、2017年から和平交渉を続けていたが、19年に同組織が起こした爆弾テロを受け、保守派のドゥケ前大統領が交渉を中断していた。

コロナ以前の生活に  イスラエルから

イスラエルでは、コロナによる規制が撤廃され、それまで入国時に必要だったワクチン接種証明やPCR検査などもなく、コロナ以前の生活に戻った。公共バスや鉄道などを利用する時にマスクを着ける人を見掛けるが、通りでマスクを着けている人はほとんどいない。

イスタンブールで爆弾テロ シリア国境付近で報復の応酬

トルコの最大都市イスタンブールの中心部で13日、爆弾テロ事件が発生し6人が死亡した。トルコ当局は、反政府武装組織クルド労働者党(PKK)が関与したと主張し、実行犯のシリア国籍の女を含め、17人を逮捕した。トルコ軍は、報復として国境を接するシリアとイラクの北部にあるPKKなどクルド人武装勢力の拠点を空爆した。

【社説】COP27閉幕 最大排出国・中国の責任重い

エジプトのシャルムエルシェイクで開かれていた国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)は、地球温暖化で引き起こされる「損失と被害」に対応する途上国支援の基金創設で合意し閉幕した。先進国と途上国が温暖化対策で協力するための一歩として評価したい。

【インタビュー】安倍元首相銅像を建立 台湾・高雄 日台の友好貢献に謝意 紅毛港保安堂・張吉雄氏

台湾南部の高雄市にある廟(びょう)(寺社に相当)「紅毛港保安堂」に9月24日、日台友好に尽力した安倍晋三元首相の功績をたたえ、等身大の銅像が建てられた。廟の責任者、張吉雄氏はこのほど、世界日報の取材に応じ、安倍氏が生前「台湾有事は日本有事」と強調するなど、安全保障面を含め日台友好に寄与したことを高く評価した。

【韓国紙】長期間空席のままの大統領室報道官

尹錫悦政権の大統領室報道官が長期間空席のままだ。姜仁仙前報道官が9月7日、海外広報秘書官兼外信報道官へ席を移してから76日経(た)つが後任の人選がなされていない。非常に異例である。

GDPマイナス、各紙「賃上げを」の大合唱で景気下支えできるのか

16日付産経「家計悪化の加速に警戒を」、東京「消費の低迷は深刻だ」、17日付読売「滞留資金を成長に生かしたい」、日経「経済の逆風はね返す賃上げを」、本紙「物価高対策の厚みが必要だ」――。

【上昇気流】(2022年11月24日)

北海道遠軽町に旧石器時代の石器が出土した白滝遺跡群がある。大雪山系の北東山麓にあり、赤石山の南側を流れる湧別川の河岸段丘を中心に100カ所ほどの遺跡が分布している。

日英共同訓練 離島防衛を想定 空自F2戦闘機も参加

陸上自衛隊と英国陸軍とで行う共同訓練「ヴィジラント・アイルズ22」の訓練開始式が22日、群馬県の相馬原演習場で行われた。

武装組織の抗争で18人死亡―コロンビア

南米コロンビア南部のプエルト・グスマン近郊で19日、2017年に武装解除した左翼武装ゲリラ組織、コロンビア革命軍(FARC)の残党と地元犯罪組織が衝突し、少なくとも18人が死亡した。一般市民に被害はなく、死亡したのは全て武装組織構成員だとみられる。コロンビア政府関係者が21日に情報を公開した。

【社説】寺田総務相更迭 官邸の危機管理に疑問符

寺田稔総務相は「政治とカネ」に関する疑惑が相次ぎ、辞任した。事実上の更迭である。岸田文雄首相は「任命責任を重く受け止めている」と陳謝したが、山際大志郎経済再生担当相、葉梨康弘法相に続き、わずか1カ月の間に3閣僚が交代する異常事態だ。

クーガ芋でアンチエイジング

食欲の秋、沖縄はイモ類が豊富で、一般的にはお菓子のタルトで知られる紅芋、金武町特産の田芋などが有名だ。沖縄本島北部のファーマーズマーケットに行くと、かなりの種類のイモ類が売られているが、その中でもひときわ目立つのが、わらじやメロンぐらいの大きさの山芋だ。

自然環境生かした街づくりで一致 普天間跡地利用 県民フォーラム

米軍普天間飛行場(宜野湾市)返還後の跡地利用について考える県民フォーラム「普天間飛行場未来予想図2・0」(主催=沖縄県、宜野湾市)が5日、同市の沖縄コンベンションセンターで開かれ、新しい街づくりについて話し合われた。跡地利用の形として、公園を中心に自然と共存した街づくりというコンセプトで参加者は一致した。

【上昇気流】(2022年11月23日)

「かかりつけ医」とは「なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」(日本医師会)。

パリのイルミネーションも時短 フランス

恒例のパリ・シャンゼリゼ通りのイルミネーションがクリスマスまで約1カ月の20日、点灯を開始した。ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー価格が高騰する中、点灯時間は短縮されたが、イルミネーション目当てに外国からの多くの旅行客が集まり、コロナ禍明けとあってシャンゼリゼ通りは活気を取り戻している。