最新記事

創価学会に飛び火した「宗教2世」「高額献金」問題を報じる新潮・文春

「宗教2世」や「高額献金」が創価学会へ飛び火している。早晩、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)だけでなく、他の新興宗教にも攻撃の矢が向けられることは想像された。真っ先にターゲットにされたのが、与党の一角に食い込んでいる公明党の支持母体、創価学会だ。

与野党対話を再開 ベネズエラ 米制裁も緩和へ

南米ベネズエラの反米左派マドゥロ政権と野党連合は26日、メキシコにおいておよそ1年ぶりとなる与野党対話を再開し、人道問題への対応などで協力することに合意した。ノルウェー政府が仲介役として参加した。

【社説】「質問権」行使 解散ありきでなく公正に

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題で、永岡桂子文部科学相は、旧統一教会に対し宗教法人法に基づく「報告徴収・質問権」を行使した。

【上昇気流】(2022年11月28日)

月面着陸を目指した小型探査機「OMOTENASHI(オモテナシ)」の失敗は残念だった。しかし民間でも、宇宙ベンチャー企業のアイスペースが月探査機を打ち上げる予定で、月面探査実現へ一歩一歩近づいていくはず。わが国は昨年末、日本人宇宙飛行士の月面着陸を2020年代後半に実現させる方針を固めた。

ツイッター買収のマスク氏課すハードワークに注目した「日曜報道」

新型コロナウイルスのパンデミック(世界流行)の中で経済を牽引(けんいん)してきた米IT業界が不況に巻き込まれている。IT、ハイテク企業が多く上場している米ナスダックの平均株価は昨年11月に1万6000ドルを超えたところでピークアウトし、現在1万1000ドル前後になっている。

学校2校で少年が乱射、3人が死亡 ブラジル

ブラジル南東部エスピリトサント州で25日、16歳の少年が二つの学校に侵入して銃を乱射し、計3人が死亡、13人が負傷した。ブラジルメディアが報じた。

中絶権を憲法に明記承認 仏下院

フランス国民議会(下院)は24日、妊娠中絶の基本的権利を憲法に明記する法案を賛成337票、反対32票、棄権18票で承認した。ただ、憲法に加える手続きは右派が多数を占める上院での承認と国民投票が必要になり、実現は困難との見方もある。

【社説】五輪談合事件 不正の温床に捜査のメスを

東京五輪・パラリンピックのテスト大会に関する入札談合疑惑で、東京地検特捜部と公正取引委員会が、計画立案業務で受注調整したとして、広告最大手「電通」やイベント大手「セレスポ」など関係先を独禁法違反(不当な取引制限)容疑で家宅捜索した。

【上昇気流】(2022年11月27日)

国内外の旅が盛んになって各地の観光地の話題がニュースになっている。海外からの観光客も戻りつつある。一時期のようなインバウンドの盛り上がりまではいかないが、緩やかに回復傾向が進む。

EU、ガス料金上限設定で合意ならず 冬の暖房費 高騰に直面

欧州連合(EU)は、この冬のエネルギー危機を緩和するため、ガス料金の高騰を抑えるための上限設定を行う協議を行ったが、24日には合意に至らなかった。

【記者の視点】サッカーW杯大金星 大恩人ドイツへの恩返し

まさしく11月23日は、記録・記憶に残る日になったに違いない。中東初、カタールで開催中のサッカーのワールドカップ(W杯)で、日本は優勝候補のドイツ相手にジャイアントキリング(圧倒的格上のチームに格下のチームが勝つこと)を起こした。

【国境警報】中国公船が領海侵入 沖縄・尖閣沖 76ミリ砲搭載か

沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で25日、中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入した。うち1隻はこれまでで最大の76ミリ砲を搭載しているとみられる。一部が日本漁船(9・1トン、乗員3人)に接近しようとしたため、海上保安庁の巡視船が漁船の安全を確保した上で、領海外へ出るよう警告した。

【社説】露ミサイル攻撃 非道で卑劣なプーチン政権

ロシア軍がウクライナ全土を再びミサイルなどで攻撃し、少なくとも10人が死亡した。電力インフラも大きな打撃を受け、首都キーウ(キエフ)や西部リビウなど各地で大規模な停電が発生した。

河野太郎氏への警戒論 「反日政権」という“悪夢”

保守陣営の中で河野太郎消費者問題担当相への警戒論が広がっている。自民党の保守派議員を中心に、「選択的夫婦別姓」「同性婚」に賛成するとともに、「反原発」でリベラル志向の強い河野氏へのアレルギーは以前からあった。

モニュメントがある広々とした庭園 東京都八王子市/高尾599ミュージアム

東京都八王子市に高尾山がある。京王高尾線を高尾山口で下りて、案内に沿って南下し、門前町に入らず、抜けたところに高尾599ミュージアム(写真)がある。599のモニュメントがあるだけの広々とした庭園がいい。

国敗れても故郷と歌あり 高野辰之が晩年を過ごした野沢温泉村

「故郷」「朧月夜」などの文部省唱歌を作詞した国文学者、高野辰之はその晩年を生まれ故郷に近い長野県野沢温泉村の別荘で過ごし、そこで70年の生涯を閉じた。辰之は一般的には唱歌の作詞家として知られるが、国文学や演劇、歌謡の研究者として大きな業績を残した学者でもある。野沢温泉村には、辰之を記念して「おぼろ月夜の館斑山文庫」があり、その事績をしのぶことができる。

【上昇気流】(2022年11月26日)

エジプトでの国連気候変動枠組み条約の締約国会議が閉幕すると、カタールでサッカーのワールドカップが開幕した。いずれも砂漠の国である。それで導かれるように「ギルガメシュ叙事詩」が心に浮かんだ。

【持論時論】神道が生んだ日本人の“清潔” 生田神社名誉宮司 加藤 隆久氏に聞く

新型コロナ感染症で改めて私たちの生活空間には汚れが満ちており、清浄さを保つことが健康にとって大事だと思われるようになった。清潔を重んじる日本人の衛生観は、古来、民族宗教である神道に典型的に現れている。それが神社神道の祓(はらえ)と禊(みそぎ)で、それぞれの意味を日本文化にも詳しい生田神社(神戸市)の加藤隆久名誉宮司に聞いた。

大統領選への異議を認めず ブラジル高等選挙裁判所

ブラジルの高等選挙裁判所のモラエス長官は23日、ボルソナロ大統領が所属する自由党(PL)が主張していた大統領選決選投票に対する異議申し立てを却下した。10月30日に行われた決選投票では、左派のルラ元大統領が現職の保守ボルソナロ氏を僅差で破っていた。

空港と機内でのマスク着用を再義務化、新型コロナ感染拡大 ブラジル

ブラジルの国家衛生監督庁(ANVISA)は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、25日から国内のすべての空港と国内線機内でマスク着用を再義務化すると発表した。ANVISAは今年8月にマスク着用義務を解除していた。