最新記事
中東・アフリカ
ネタニヤフ新連立政権発足へ―イスラエル
森田 貴裕 -
イスラエルで29日、右派政党「リクード」党首のネタニヤフ元首相率いる新連立政権が発足する。パレスチナに強硬な極右政党や宗教政党と連立を組んだ新政権は、イスラエル史上最も右寄りとされ、イスラエルとパレスチナとの対立が一層深まることが懸念される。
国際
【今年の10大ニュース】海外
編集部 -
ロシアが2月24日、隣国ウクライナに軍事侵攻した。ロシアのプーチン大統領は米国主導の軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大を非難し、侵攻はウクライナ東部の親ロシア派保護などを目的とした「特別軍事作戦」と正当化。ロシア軍の残虐行為や、プーチン氏が繰り返す核威嚇に国際社会は戦慄(せんりつ)した。
国内
【今年の10大ニュース】国内
編集部 -
今年2月、ロシアはウクライナに軍事侵攻した。国内では参院選応援演説中に安倍晋三元首相が暗殺された。国葬儀が実施されたが、事件の解明は進まず、容疑者は異例に長い精神鑑定留置のまま年を越す。
社説
【社説】22年の世界 侵略戦争が起きる試練の時代
編集部 -
今年はロシアが事実上の侵略戦争であるウクライナ軍事侵攻を開始し、国際秩序が大きく脅かされた試練の時代となる一年だった。中国の台湾統一に向けた軍事的威嚇も危険水域にあり、北朝鮮は今までになく頻繁に弾道ミサイル発射訓練を実施した。
コラム
【上昇気流】(2022年12月30日)
編集部 -
支持率の低迷が続く岸田文雄内閣だが、時事通信社の世論調査によると、年齢が下がるほど低くなる傾向がある。安倍、菅両政権では一定の支持を得ていた29歳以下の支持率の低さは、岸田内閣の本質的な問題を反映しているのではないか。
メディアウォッチ
「安保3文書」閣議決定、「外交と対話」を語る毎日・東京の偽善
池永 達夫 -
岸田政権は「防衛3文書」を閣議決定し、ダイナミックな安保政策変更に踏み切った。ロシアのウクライナ侵攻や中国の台湾に対する露骨な威嚇、さらに核武装に大きく踏み込みミサイル発射を繰り返す北朝鮮など、きな臭い東アジアの安全保障に対応したものだ。
朝鮮半島
【韓国紙】経済危機対応のロードマップ作成を
セゲイルボ -
来年の韓国経済の展望は暗い。高物価・高金利・高為替レート(ウォン安)の3高寒波に伴う景気減速圧力は日増しに大きくなっている。大多数の国内外主要機関の来年の韓国経済成長率の見通しは1%台にとどまる。韓国銀行が1・7%、国策研究院の韓国開発研究院(KDI)が1・8%だ。
社説
【社説】特定秘密漏洩/日本守るため情報管理徹底を
編集部 -
特定秘密保護法で定められた「特定秘密」を元上司の海上自衛隊OBに漏らしたとして、自衛隊の警察に当たる警務隊が海自の1等海佐を同法違反容疑などで書類送検した。
コラム
【上昇気流】(2022年12月29日)
編集部 -
東京都調布市の神代植物公園で、世界最大級の花「ショクダイオオコンニャク」が開花した。そのニュースが小紙(21日付)に紹介されたので、さっそく見に出掛けた。
社説
【社説】田園都市構想 地方移住の波をより大きく
編集部 -
政府は東京圏から地方への移住者を年間1万人に増やすことなどを柱とした「デジタル田園都市国家構想」の5カ年総合戦略を閣議決定した。地方のデジタル化推進を地域活性化に繋げる計画だが、新型コロナウイルス禍による地方移住の波をより大きなものにする必要がある。
欧州・ロシア
フランス 暖炉の薪代を援助 エネルギー危機で
安倍 雅信 -
フランス政府は27日より、家庭の暖房で暖炉などを使用した場合の薪(まき)代に補助金を支給する。寒い冬に入る中、ガスや電気などのエネルギー危機が迫ることに備え、政府は国民に対して木材による暖房を奨励し、専用のウェブサイトで政府のエナジーウッド小切手を請求できるようにした。同援助は、暖房に木材を使用する世帯の70%、約260万世帯が対象となる。
中南米
ブラジル 首都で爆発物、大統領就任妨害
綾村 悟 -
ブラジルの首都ブラジリアの警察当局は24日、空港近くのタンクローリーに爆発物を仕掛けた容疑で、パラー州在住の54歳の男性を逮捕した。ブラジルメディアが26日までに報じた。
コラム
【上昇気流】(2022年12月28日)
編集部 -
今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は内容充実だった。鎌倉時代は戦国時代と並ぶ日本史上の「戦」の時代だ。その中の最重要人物が北条義時だ。太宰治著『右大臣実朝』(1943年)も、彼の人物像を描き出している。
欧州・ロシア
露のスパイ活動に欧州警戒 独情報機関員が機密提供か
編集部 -
ドイツで21日、首相直属機関の情報機関「連邦情報局(BND)」の上級職員が、ロシアに国家機密を漏らしたとして反逆容疑で逮捕された。隣国オーストリアでも19日に、39歳のロシア系ギリシャ人が国家機密をロシアに流していたことが発覚したばかりだ。一見、両事件は発覚時期が近いだけで無関係のようだが、共通点もある。
社説
【社説】23年度予算案 税収増へ一段の経済力強化を
編集部 -
2023年度予算案が閣議決定された。一般会計総額は114兆3812億円と11年連続で過去最大を更新。防衛力の抜本的強化や脱炭素、少子化対策などに重点配分したためである。
メディアウォッチ
「反撃能力」、朝日が「言葉のまやかし」と批判も10~20代で賛成最多
増 記代司 -
令和4年が押し詰まってきた。今年もお付き合いいただいた読者に感謝したい。前半はロシアのウクライナ軍事侵攻、後半は安倍晋三元首相の銃撃テロとそれを機に世界平和統一家庭連合叩(たた)きが世論を覆い、暗雲が漂う一年だった。今年の担当最終回は朗報で飾りたい。それも朝日記事で。
家庭・教育・LGBT
年齢ごとに特徴表す巧みな表現 石川県金沢市「ふるさと偉人館」で自画像展
編集部 -
石川県金沢市の金沢ふるさと偉人館で、恒例の「自画像展-自分を見つめ、自分を描く-」が開かれている。今回で15回を重ね、市内の幼児から中学生が、自身の顔をしっかり観察して描いた作品1573点が展示されている。作風は水彩絵の具やクレヨン、鉛筆、版画、パソコンなど思い思いの手法で自身の特徴を捉えている。全国的にもユニークな作品展で、これだけ個性豊かな顔が並ぶと実に壮観だ。
コラム
【上昇気流】(2022年12月27日)
編集部 -
東京の歌舞伎座で11月から開かれていた市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿さんの襲名披露公演は、昨日千秋楽を迎えた。今年はあまり明るいニュースがなかったが、その年の瀬に團十郎さんの襲名口上で「睨(にら)み」を見ることができたのは来年に繋(つな)がる明るい材料だった。



