最新記事

ボルソナロ氏支持者が議会占拠 ブラジル 大統領選結果に異議 3000人集結

南米ブラジルの首都ブラジリアで8日午後、大統領選の結果に異議を唱えるボルソナロ前大統領の支持者ら約3000人(地元メディア報道)が連邦議会や大統領府、最高裁に侵入して破壊行為を働いた。発生当時、ルラ大統領は視察でサンパウロに滞在していた。

【連載】台湾海峡は今 有事は起こるか〈7〉「生命線」の半導体産業

台湾北部の新竹は、ハイテク企業が集積する産業都市として知られる。新竹駅でタクシーに乗り、30分ほど行くと、「台湾のシリコンバレー」と呼ばれる新竹科学園区に着く。

朝日が採用するマルクス式「党派性」眼鏡、保守潰しに便利な革命理論

かつて柳田謙十郎という哲学者がいた。戦前は西田哲学を信奉し戦争を賛美したが、終戦後の1950年に西田哲学を捨てマルクス主義唯物論への転向を表明した、いわゆる進歩的文化人の典型的人物である。労働者や学生を共産主義に勧誘する「労働者教育協会」を立ち上げ、月刊誌『学習の友』を発刊し、マルクス主義を“分かりやすく”説いた。

新しい時代に飛躍する年に

初日のひかりさしいでて 四方に輝く今朝のそら~

個性際立つ力作がいっぱい 秋田県特別支援学校「わくわく美術展」

秋田県特別支援学校文化祭の第20回「わくわく美術展」がこのほど、秋田市にぎわい交流館で開かれた。県内では幼稚部から高等部まで16校に約1300人が在学。今回は約900点の応募から、絵画105点、立体造形などの自由制作40点が展示された。主催は特別支援学校文化連盟の美術部局。

「サイエンステックフェス2022」開催 沖縄県那覇市

沖縄県は、科学技術に対する理解と関心を高めることを目的に、昨年11月12日~12月11日の1カ月間を「おきなわサイエンステック月間」に定め、さまざまな行事が行われた。その締めくくりとして未就学児から高校生、その保護者を対象にした「サイエンステックフェス2022」が12月11日、那覇市のサンエー那覇メインプレイスで開かれた。さまざまな実験が行われ、子供たちは目を丸くし、高校生たちは研究発表を行った。

【上昇気流】(2023年1月10日)

日本海側とは対照的に晴天が続く関東地方。連休最終日の夕方、隣駅にある喫茶店に行く途中、相模野の風情を残す森の中を散策した。冬の森もなかなかいいものだ。

コロンビア大統領 ベネズエラ訪問 マドゥロ氏と2回目首脳会談

南米コロンビアの左派ペトロ大統領は7日、隣国ベネズエラの首都カラカスを訪問し、反米左派マドゥロ大統領と会談した。両首脳は、昨年11月にも会談を行っており、今回は2回目。

年金改革で抗議デモ フランス 黄色いベスト運動も参加  

フランスではマクロン政権が進める年金改革に反対する黄色いベスト運動が7日、抗議の声を上げ、パリや地方都市でデモ行進を行った。仏内務省によると、パリでの参加者約2000人を含め全国で4700人と低調だった。

【社説】新成人に贈る 困難な時代でも夢と希望を

きょうは成人の日。昨年4月の改正民法施行で成人年齢が20歳から18歳に引き下げられた。多くの自治体では、成人式を「二十歳の集い」などに変更し、従来通り20歳を対象に開くが、新成人の自覚を持って新たなスタートを切ってほしい。

月刊誌「文藝春秋」1月号 DIA文書の「警告」を隠蔽 旧統一教会の対北資金で臆測報道

月刊誌『文藝春秋』創刊100周年の新年特大号(2023年1月号)に掲載された記事「ペンタゴン文書入手 北朝鮮ミサイルを支える統一教会マネー4500億円」(柳錫+本誌取材班)が根拠にした米国防総省情報局(DIA)の情報報告書は「最終的に評価された情報=インテリジェンス=ではない」との警告付きであることが明らかになった。同記事はこの事実を伏せたまま、報告書の内容の真偽を検証もせずに伝聞や類推発言を連ねるだけで論を進めており、根拠の乏しい憶測記事となっている。その他にも重要な部分で事実誤認が明らかになった。

【連載】台湾海峡は今 有事は起こるか〈6〉巧妙な中国の「認知戦」

「民進党は国民党以上に汚職で腐敗している!」。台湾南部の高雄市で乗車したタクシーの車内では、60代の男性運転手の怒りの声が響いた。目的地に到着するまで与党・民進党批判は延々と続いた。

ワイドショーでさえあまたの課題指摘する“宗教2世虐待”Q&A

明治生まれの祖母は常々「オレは尋常小学校しか出ていない」と、自慢げに語っていた。その祖母が東大安田講堂事件(1969年)のニュース映像を見ながら、「人間は勉強するとバカになる」と、子供の筆者に語ったことを今も鮮明に覚えている。

【上昇気流】(2023年1月日)

明治・大正の政治家、大隈重信侯は「政治趣味の涵養」の一文で「およそ政治ほど面倒なものはない」「何か功を為すことがあると、人の嫉妬心を招く。人間は嫉妬心の多いもので、ことに政治上に現れる嫉妬というものは最も甚だしい」と。洋の東西を問わないようだ。

【連載】台湾海峡は今 有事は起こるか〈5〉広がる「民間防衛」

週末になるとめっきり人通りが減る台北市内のビジネス街。その一角にあるオフィスビルの会議室に、小雨交じりの早朝から老若男女が続々と入ってきた。

米下院議長にマッカーシー氏 決着に5日 異例の15回投票

米議会下院は7日未明、議長選出のための15回目の投票を行い、昨年11月の中間選挙で多数派となった共和党トップのケビン・マッカーシー院内総務が議長に選出された。造反していた党内の保守強硬派を切り崩すことで過半数の票を獲得したものの、党内対立が浮き彫りとなり、今後の議会運営に不安を残す形となった。

【社説】安倍氏暗殺半年 揺らぐ民主主義の根幹

安倍晋三元首相が奈良市で凶弾に倒れてから半年が経過した。史上最長政権を担った元首相が、選挙の遊説中に銃撃され死亡するという民主主義の根幹を揺るがす前代未聞の事件であったにもかかわらず、その本質が忘れられつつある。

コロナワクチンの“不都合”を報じ続けるも具体的対処法伝えぬ新潮

このところ連続してコロナワクチンの“不都合”を載せている週刊新潮だが、1月5・12日号でもそれを続け「米当局が認めた『コロナワクチン』の闇」を伝えている。米食品医薬品局(FDA)が「12月1日、国際学術雑誌『ワクチン』」に掲載したリポートで、「ファイザー社製のワクチンを接種する前と後で、肺塞栓症という病気になる頻度が統計的にみて有意に高くなっていた」と報告していたのだ。

【上昇気流】(2023年1月8日)

「門松は冥土(めいど)の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」(一休宗純)。あす9日は「成人の日」であるとともに「とんちの日」でもある。一休さん(1〈いっ〉と9〈きゅう〉の語呂合わせ)にちなむ。アニメにもなった頓智(とんち)話で有名な一休さんは、実在の人物で、室町時代に活躍した禅僧の一休宗純のことである。

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(19) ガダルカナルの死闘(中) 円滑さを欠いた陸海軍の連携

米軍の強襲に慌てた海軍は、ガダルカナル島の奪還を陸軍に諮った。だが陸軍参謀本部には、飛行場設営の話はおろか島の名さえ知らない者がほとんどだった。陸軍の認識不足の背景には、日本軍の構造的問題が横たわっていた。