最新記事
防衛・沖縄
「美ら島レスキュー2022」3年ぶり実施
編集部 -
沖縄県と自衛隊第15旅団が共催する災害対処訓練「美ら島レスキュー2022」が11日から3日間の日程で行われた。沖縄での大地震とそれに伴う津波の発生を想定し、情報収集から意思決定までの一連の図上訓練が県庁を中心に実施されたほか、宮古島では陸自が警察や消防などと連携し、人命救助や炊き出しなどの実動訓練を行った。
メディアウォッチ
日韓トンネル構想を献金問題に結び付け1面トップで報じる毎日
増 記代司 -
科学者、西堀栄三郎氏は「ロマンの人」だった。京都大学の学生時代に親友の桑原武夫氏(仏文学者)や今西錦司氏(生態学者、いずれも文化勲章受章)と共に登山に明け暮れ、「雪山讃歌」の歌詞を作った。語学にも堪能でアインシュタインが来日し京都見学をした折には通訳も務めた。
中南米
公園など公共の場を全面禁煙に―メキシコ 「新たばこ法」施行
綾村 悟 -
メキシコ政府は15日、公園やレストランなど公共の場所での喫煙を禁止するほか、たばこ広告も全面禁止する「新たばこ法」を施行した。
コラム
遅れる「ヒトラーの生家」改修工事 オーストリアから
編集部 -
オーストリアのオーバーエスタライヒ州西北部イン川沿いのブラウナウ・アム・インには、アドルフ・ヒトラーの生家がある。その生家から100㍍余り北の方向に歩くとイン川が流れている、その川を越えるとそこはドイツのバイエルン州だ。もし、ヒトラーの生家がイン川を越えた所にあったならば、ヒトラーはドイツ人だ。実際は、生家はオーストリア領土内にあったから、ナチス・ドイツの指導者ヒトラーの国籍はオーストリア人だった。
欧州・ロシア
コロナ禍で出生率低下危機 欧州、家族政策リセットの年
安倍 雅信 -
出生率低下が顕著な欧州各国は、新型コロナウイルスの悪影響の検証を始めている。フランスは今でも欧州では少子化対策の優等生だが、出生率低下に歯止めをかけられていない。ただ、欧州では依然、国家を構成する最低単位を家族に置いており、欧州も家族政策の原則から対策をリセットする年となりそうだ。
社説
【社説】処理水放出 復興のため避けて通れぬ
編集部 -
東京電力福島第1原発の敷地内にたまり続ける処理水について、政府は海への放出開始時期を「今年春から夏ごろ」とすると確認した。海底トンネルなどの設備工事完了後、原子力規制委員会による使用前検査や国際原子力機関(IAEA)の安全性評価を経て放出する方針だ。
コラム
文系と理系に区分すること
編集部 -
年明け、文科省は理系人材育成に向けて数千億円規模の基金を創設し、理工農系の学部を増やすために3000億円を活用する方針を決めた。今後、79万人規模のIT人材の不足に備えて、文系の多い私立大学に理系学部の新設や転換を促す戦略である。
家庭・教育・LGBT
北海道百年記念塔の存続は是か非か 江別市
編集部 -
北海道札幌市の近隣、江別市に立つ北海道百年記念塔の存続を巡って今、北海道と札幌市民を含む地元住民がホットな争いを繰り広げている。昭和45年(1970年)に建設された記念塔に対して、道は老朽化を理由に解体着手を進めようとしているのに対し、幾つかの市民団体は道の方針を「開拓」の歴史を消し去る暴挙として反発している。百年記念塔の解体は北海道開拓の歴史教育にも影響を及ぼすだけに争いの結末に注目が集まっている。
コラム
【上昇気流】(2023年1月17日)
編集部 -
元日に放送されたNHKの「混迷の世紀『2023巻頭言 世界は平和と秩序を取り戻せるか』」に登場したフランスの経済学者で思想家のジャック・アタリ氏は、ロシアのウクライナ侵攻によって今後、人類史上最大の食料危機が発生し15億人に影響すると指摘した。
メディアウォッチ
パレスチナで子供のうつが多発、ブレイクダンスでメンタルケアも
編集部 -
イスラエルで右派リクードのベンヤミン・ネタニヤフ氏を首班とする政権が誕生した。イスラエル史上「最も右寄り」とされており、パレスチナとの関係がさらに悪化するのではないかと懸念されている。昨年からパレスチナ自治区ヨルダン川西岸では、イスラエル治安部隊とパレスチナ武装勢力との衝突も激化、自治区内での閉塞(へいそく)感は一層強まっている。
中南米
トレス前法相を逮捕 ブラジル 議会襲撃事件で警備怠る
綾村 悟 -
ブラジル連邦警察は14日、首都ブラジリアの警備に対する任務を怠った容疑で、トレス前法相を逮捕した。滞在先の米フロリダから帰国したところを、空港で拘束された。ブラジルのG1メディア(グロボ系)が報じた。
社説
【社説】日英安保協力 インド太平洋の安定に重要
編集部 -
フランス、イタリア、英国、カナダ、米国の欧米5カ国を歴訪した岸田文雄首相は、英国でスナク首相と会談し、自衛隊と英軍が相互の国を訪問する際の法的地位などを定めた円滑化協定(RAA)に署名した。
朝鮮半島
「めぐみさんと会食」 元北工作機関幹部が証言 日朝首脳会談前「素敵で有能な人」
上田 勇実 -
北朝鮮により拉致された日本人被害者について昨年世界日報に証言した元北朝鮮工作機関幹部のキム・グクソン氏が15日、再度本紙の取材に応じ、2002年の日朝首脳会談より以前にキム氏自身が被害者の一人、横田めぐみさん=失踪当時(13)=と会食したことがあると明らかにした。会話内容など詳細は不明だが、キム氏はめぐみさんの印象を「素敵で有能な人だった」と述べた。
コラム
【上昇気流】(2023年1月16日)
編集部 -
今、大学の工学部では「宇宙」や「航空」を冠した名前の学科に人気がある。優秀な学生が集まるそうで、その関連ゼミにもなかなか入りにくい。昔は自動車工学が人気だったが、宇宙技術への関心が高い。
中南米
議会襲撃事件で捜査の手 ボルソナロ前大統領―ブラジル
綾村 悟 -
ブラジル最高裁は13日、ボルソナロ前大統領の支持者らによる議会襲撃事件への関与をめぐり、ボルソナロ氏に対する検察の捜査を認めるとの判断を下した。連邦検察庁は、ボルソナロ氏が支持者らを扇動した可能性を捜査する方針。
社説
【社説】日米首脳会談 世界の安定と繁栄に尽力を
編集部 -
岸田文雄首相はバイデン米大統領とホワイトハウスで首脳会談を行った。共同声明では、日本政府が保有を決めた反撃能力(敵基地攻撃能力)の効果的運用へ協力の強化を確認。台湾を巡る問題の平和的解決に触れ、中国の動向を牽制(けんせい)した。



