最新記事
教育
アパレル廃棄問題解決で地域活性化
編集部 -
アパレル製品の年間国内供給量約29億点に対して、半数以上の約15億点が売れ残り廃棄されているといわれ、社会問題となっている。岩手県立水沢商業高校商業科に通う生徒らが、県南部の奥州市(人口11万人)の中心に当たる水沢駅前の商店街の空き店舗を借りて、捨てられる服を低価格で販売し、寂れた街の活性化とアパレルの廃棄問題を同時に解決しようと取り組んだ。後押しした企業がそれを元に新たな教育事業を展開し始めたり、店を引き継ぐ人が現れたりするなど、取り組みは実を結んでいる。
コラム
【上昇気流】(2023年2月14日)
編集部 -
北陸在住の高校のクラスメートから、週末に友人同士、食べ物を持ち寄り家で同期会をやるとメールが来た。今の季節、美味(おい)しい海産物が多い。当日、ブリや甘えびなどの刺し身を大皿に盛った写真を送ってきて、気流子をうらやましがらせた。
メディアウォッチ
賃上げに動く日本経済、岐路に立つ企業経営を分析するエコノミスト
湯朝肇 -
昨年2月下旬に起きたロシアによるウクライナへの武力侵攻は、日本経済の動向を大きく変えようとしている。何よりも原油や穀物などの原材料費の高騰によって物価が上昇。さらに欧米各国の利上げによって生じた円安が追い打ちを掛け、インフレが止まらない状況になっている。
国内
建国記念の日 東京 奉祝パレードに2000人 「政府主催の式典」挙行を
編集部 -
「日本の建国を祝う会」(会長=大原康男國學院大学名誉教授)は11日、国民の祝日「建国記念の日」を祝う記念行事を都内で開催した。明治神宮会館(東京都渋谷区)で行われた奉祝中央式典には、国会議員や22カ国の特命全権大使をはじめとする約500人が来場した。
欧州・ロシア
プーチン批判の露人記者、緊張の脱出 パリで証言
安倍 雅信 -
ウクライナ侵攻を批判したことで当局の捜査を受け、幼い娘とともにロシアを脱出していたジャーナリストのマリーナ・オフシャンニコワさん(44)が仏TV・BFMのインタビューに応え、裁判の1週間前に弁護士に逃げるよう強く言われ、ロシア国境を越えるため7回乗り物を替えるなど緊張の連続だったと当時の様子を語った。
中南米
アマゾン熱帯雨林 消失速度が減少 金違法採掘業者の排除に力
綾村 悟 -
人工衛星からのデータでアマゾン熱帯雨林の状況を監視しているブラジル国立宇宙研究所(INPE)は10日、1月の森林消失量が昨年同月比で61・3%減少したと発表した。
中東・アフリカ
バス停に車突っ込み2人死亡―東エルサレム
森田 貴裕 -
東エルサレムのユダヤ人入植地ラモットで10日、バス停に車が突っ込み、子供を含む2人が死亡、4人が負傷した。イスラエルのメディアが同日、報じた。警察当局はテロ事件と断定して、捜査を進めている。報道によると、車を運転していた男は、東エルサレム在住のアラブ系イスラエル人で、現場にいた警官の銃撃で死亡した。
社説
【社説】日比首脳会談 対中抑止で連携強化せよ
編集部 -
岸田文雄首相が、来日中のフィリピンのマルコス大統領と会談した。東・南シナ海で海洋進出を強める中国を念頭に、安全保障・経済両面で関係を強化することで一致。「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた連携も確認した。
コラム
【上昇気流】(2023年2月12日)
編集部 -
「大雪にショートケーキの如き街」(川口咲子)。東京に雪が降り、屋根が白に覆われた。雪国に住んでいた者には、雪は当たり前だったが、東京ではそう降ることもないので新鮮な気持ちと億劫(おっくう)な思いで複雑な心理になる。
メディアウォッチ
尹政権の対日協調の裏側
岩崎 哲 -
日本の安保3文書改定で「敵基地攻撃」を明示したことで、韓国では日本警戒論が高まっている。だが一貫して反日政策に固執していた前の文(ムン)在寅(ジェイン)政権時代とは違い、対日警戒は緩めないものの、同時に日本との対話協調も必要だとの論調も出てきており変化が感知される。
記者の視点
【記者の視点】“荒井同性婚発言”の深層 嫌悪感生むのは偏見だけか
編集部 -
「見るのも嫌だ。隣に住んでいるのも嫌だ」――荒井勝喜前首相秘書官が同性婚に関して行った性的少数者(LGBT)に対する“差別発言”だ。筆者の周囲には「オレも嫌だ」「オフレコだろう」と、多くはないが、彼を擁護する声もある。しかし、それには同意できない。
社説
【社説】建国記念の日 求められる国体論の深まり
編集部 -
きょうは建国記念の日。初代神武天皇が大和の橿原宮で即位したとされる日であり、かつては紀元節と呼ばれた。今年で2683年となる皇紀の始まりでもある。
北米
気球に通信傍受機能 米高官「中国軍と直接的関係」
編集部 -
米国務省高官は9日、米国上空を飛行した中国の偵察気球には、通信を傍受するための複数のアンテナが搭載されていたと明らかにした。また気球を製造したのは、中国軍とつながりのある企業だとし、何らかの措置を講じる方針も表明した。
コラム
【心をつむぐ】空海の教育理念に学ぶ
編集部 -
今年は、真言宗の開祖空海の生誕1250年だ。真言宗各派において慶祝事業が計画されている。高校時代に真言宗の坊さんから、空海の『三教指帰(さんごうしいき)』を勧められたことがある。
国内
京都府笠置町を歩く 山岳信仰の聖地・笠置山
編集部 -
京都府最南端の笠置(かさぎ)町、奈良市に接する標高300㍍未満の笠置山は全山が広葉樹に覆われ、麓には木津川が流れている。春は桜、秋は紅葉が人気の行楽地だが、古来からは山岳信仰の聖地で、山頂近くにある巨大な弥勒菩薩(みろくぼさつ)の磨崖仏(まがいぶつ)が本尊の笠置寺(かさぎでら)がある。
コラム
【上昇気流】(2023年2月10日)
編集部 -
歴史学者の平泉澄は終戦2日後に東京帝国大学教授を辞し、実家の平泉寺白山神社(福井県)に戻って宮司になった。それから数年後、山奥の小さな村の秋祭りのために山を登っていった道で、学校帰りの児童らと一緒になった。
インタビュー
【持論時論】たくましく伸びやかな日本女性 古より女性が活躍 作家・石川真理子氏に聞く
編集部 -
日本の文学界では、古くから女流作家が活躍してきた。近代においては与謝野晶子、樋口一葉、さらにさかのぼれば紫式部、清少納言など、千年も前から女性が筆を執ってきた歴史がある。自身も女流作家で『女子の武士道』著者の石川真理子氏は、これは世界的にもまれなことだと指摘する。文学的見地から、日本女性の姿と日本の家族観について語った。
欧州・ロシア
戦闘機供与「排除せず」 英首相 ウクライナ大統領と会談
編集部 -
ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、英国でのスナク首相との会談に続き、パリでマクロン仏大統領、ショルツ独首相と会談した。昨年12月に米ワシントンを訪問したゼレンスキー氏にとって、英仏訪問は昨年2月の侵攻開始以降、2度目の外国訪問となった。



