最新記事
コラム
凍結した道の歩き方 モンゴルから
編集部 -
ウランバートルの道は、急に都市化を進めてしまったせいか、現地の気候に対応できていない気がする。冬は氷が張って滑るし、夏は雨が降ると排水設備が整っていないのであっという間に洪水状態となる。
アジア・オセアニア
南シナ海レーザー照射問題 比が中国に抗議、親米に傾く
福島 純一 -
フィリピンと中国が領有権を主張する南シナ海で、中国海警局の船がフィリピンの沿岸警備隊に向けて軍用レーザーを照射する問題が発生した。中国を非難するフィリピンに日本をはじめとする複数の国が支持を表明するなど、改めて南シナ海進出を図る中国に懸念が強まっている。フィリピンは巡航ミサイルの導入や米軍との共同パトロールで中国への牽制(けんせい)を加速させている。
国内
【連載】安倍元首相暗殺の闇―第3部 テロ直視せぬ危うさ(4)
編集部 -
東京都千代田区のJR東京駅では、かつて2人の宰相へのテロ事件が起きている。平民宰相といわれた原敬が大正10年11月4日、中岡艮一によって心臓を刺され死亡した。その遭難現場、現在の丸の内南口の券売機の前の床には、小さな円の中に六角形の印が埋め込まれ、券売機横の壁に「原首相遭難現場」と書かれた説明の金属板が張られている。
コラム
【上昇気流】(2023年3月3日)
編集部 -
きょうは桃の節句、ひな祭りだ。最近、古いひな人形を一堂に集めて展示するイベントがあちこちで行われるようになった。千葉県勝浦市では、遠見岬神社の1800体をはじめ市全体にひな人形を飾る「かつうらビッグひな祭り」を開催している。
朝鮮半島
【韓国紙】韓国の22年出生率は“世界最低”0・78
セゲイルボ -
歴史家エドワード・ギボンは『ローマ帝国衰亡史』で「人口急減がローマの衰亡を呼び起こした一つの要因」と分析している。その通りだ。人口は経済力と国防力の源泉であり、国家維持の根本動力だ。
メディアウォッチ
打ち上げ中止となった次期基幹ロケットH3の意義認め再起促す各紙
床井 明男 -
新型ロケット「H3」の打ち上げは、主力エンジンに予定通り着火したものの、固体補助ロケット(SRB)には着火せず、中止となった。
中南米
史上最多のコカインを押収―ブラジル
綾村 悟 -
ブラジル連邦高速道路警察(PRF)は28日、同国南西部のマトグロソドスル州において、同国史上最多となる1860㌔のコカインを押収したと発表した。政府系ブラジル通信が報じた。
コラム
ソロモン王の王冠の花 イスラエルから
編集部 -
朝の日差しが暖かく、イスラエルにも新緑の香りが感じられる季節がやって来た。 砂漠色だった山や丘には一面に緑のじゅうたんが敷かれ、放牧された牛たちが柔らかな新芽をはんでいる。アーモンドの花が日本の桜のように満開だ。菜の花の黄色が心を弾ませ、所々に鮮やかな赤いアネモネの花が映えて目を引く。
欧州・ロシア
イランで高濃縮ウラン確認 兵器級に近い83・7% IAEA が警鐘
WEB編集部 -
ウィーンに本部を置く国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は2月28日、イランの核関連施設で濃縮度83・7%の高濃縮ウランが発見されたことを確認した。核兵器製造に使用可能とされる90%まで手の届くところまできていることから、IAEAは警鐘を鳴らしている。
中東・アフリカ
パレスチナ自治区で銃撃テロ、2人死亡 止まらない暴力の連鎖
森田 貴裕 -
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ナブルス近郊の町フワラで2月26日、イスラエル人を狙った銃撃テロがあり2人が死亡した。一方、ユダヤ人入植者らが報復でパレスチナの町を襲った。イスラエルとパレスチナの暴力の応酬が激しさを増している。
国内
【連載】安倍元首相暗殺の闇―第3部 テロ直視せぬ危うさ(3)
編集部 -
安倍晋三元首相を手製銃で襲撃した山上徹也被告(42)に対しては、まだ公判も始まっていないのに、山上被告の減刑を求める署名サイトが立ち上げられ、1万件を超える署名が寄せられた。拘留中の被告の元には、現金を含むさまざまな差し入れも行われているという。
社説
【社説】出生80万人割れ 首相は積極的に結婚奨励を
編集部 -
厚生労働省が公表した2022年の人口動態統計の速報値によると、年間出生数は79万9728人だった。前年と比べ4万3169人(5・1%)減少し、1899年の統計開始以来、初めて80万人を割り込み、過去最少となった。
コラム
【上昇気流】(2023年3月2日)
編集部 -
雪山を滑るバックカントリースキーの遭難事故が、各地で多発している。北海道では、道警によると、今シーズンの遭難者は35人(1月29日現在)で、うち外国人は13人。この5年間で251人に上る。
社説
【社説】欧州安保戦略 ロシアへの圧力を強めよ
編集部 -
ウクライナ危機を受け、欧州では安全保障戦略を見直す動きが出ている。ドイツ政府は今月にも初の国家安全保障戦略をまとめる。国家安全保障会議も立ち上げる方向で調整が進んでいる。英国も今春をめどに、外交・安全保障の基本方針「統合レビュー」を改定する。欧州主要国は抑止力を高め、日米などと共にロシアへの圧力を強めるべきだ。
防衛・沖縄
台日友好関係強化し次世代へ
編集部 -
台湾の在日領事館に当たる台北駐日経済文化代表処・那覇分処の王瑞豊処長(総領事)が建国記念日の2月11日、那覇市内のホテルで「台日関係~過去10年間の振り返り~」をテーマに講演した。以下は講演要旨
防衛・沖縄
玉城知事「地域外交室」で独自外交を展開
編集部 -
令和5年の沖縄県議会第1回定例会が2月14日開会した。玉城デニー知事は県政運営の所信表明演説で、県が新たに設置する「地域外交室」について、「平和構築に貢献する独自の地域外交を展開する」と発言した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設について改めて反対を訴えていく中での動きだが、県民からは平和と逆効果になるとの懸念や、職務逸脱を指摘する声も聞かれる。
コラム
【上昇気流】(2023年3月1日)
編集部 -
生命保険業界の不祥事が相変わらず目立つ。金融庁は、明治安田生命保険の女性元営業部員が契約者から計約2000万円を詐取する不祥事があったことなどを踏まえ、同社に立ち入り検査に入る方針を固めた。
メディアウォッチ
「抑止力」の文言がどこにもない左派紙 ウクライナ侵攻1年の社説
増 記代司 -
ロシアのプーチン大統領によるウクライナ軍事侵略から1年が経(た)った。戦火は今なお続いている。日本はそこから何を学ぶべきなのか。教訓は少なからずあった。おさらいすれば、こうである。
欧州・ロシア
不法移民船が沈没 南イタリア沖 59人が死亡
安倍 雅信 -
トルコから木造船に乗ってイタリアへの上陸を目指した不法移民船が26日、悪天候により南イタリア沖で転覆した。地元当局によると、これまでに12人の子供を含む少なくとも59人の死亡が確認された。行方不明者は数十人に上っており、死者はさらに増える可能性がある。船にはアフガニスタンやパキスタン、ソマリア、イランからの移民が乗船していたとみられる。



