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【G7広島サミット2023】国際秩序・AI 主要議題に きょう開催

7回目の日本開催となる先進7カ国首脳会議(G7サミット)が19日、広島市で開幕する。ロシアのウクライナ侵攻問題や中国の覇権主義的な動きへの対応を含めた国際秩序の強化、「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国との連携、人工知能(AI)などが主要議題となる。

【社説】広島サミット 中露にG7の結束を示せ

先進7カ国首脳会議(G7サミット)がきょう、広島市で開幕する。  ウクライナを侵略したロシア、海洋進出をはじめ覇権主義的行動を強める中国、核・ミサイル開発を進める北朝鮮の脅威などで国際秩序が揺らぐ中、法の支配を守り抜くため、日本は議長国として議論を取りまとめる役目を担う。価値を共有するG7の結束を示すべきだ。

【上昇気流】(2023年5月19日)

10月に予定されていた東京電力柏崎刈羽原発の再稼働が怪しくなってきた。原子力規制委員会は定例会合で、テロ対策の不備で出された運転禁止命令について、再発防止策が不十分として解除しないことを決めた。

米ニューヨーク・タイムズ紙が本紙社説を引用 「LGBT法案反対」の事例として

米ニューヨーク・タイムズ紙(NYT、電子版)は17日、日本で保守派がLGBT法案に反発している状況を報じる記事の中で、反対論の具体的な事例として本紙社説を取り上げた。

前大統領、ワクチン接種改竄疑惑で聴取 ブラジル

ブラジルのボルソナロ前大統領は16日、首都ブラジリアの連邦警察本部に出頭し、新型コロナウイルスのワクチン接種記録の改竄(かいざん)疑惑などに関する聴取に応じた。現地メディアによると、ボルソナロ氏は3時間半に及ぶ聴取を受けた。同氏には、新型コロナウイルスのワクチン接種記録を「非接種」から「接種済み」に改竄した疑いがかけられている。

濃厚プリン「プヂン」はいかが ブラジルから

海外の食生活では、日本で食べていたものと同じような名前でも、全く違うものに出会うことがある。その一つが、ブラジル式プリンの「プヂン」だ。

CIAの政治的偏向に懸念高まる 20年米大統領選めぐり疑惑封殺 共和党が調査結果公表

2020年米大統領選で、当時民主党候補だったバイデン大統領の息子に関わる疑惑を「ロシアの情報操作」として否定した元情報機関高官らによる書簡が、政治的動機に基づいたものであったことが問題視されている。共和党主導の下院委員会の調査により明らかにされたもので、情報機関の政治的偏向に懸念が高まっている。

【社説】信教の自由報告書 国家が行う宗教弾圧に警鐘を

米国務省は世界の「信教の自由」に関する年次報告書を発表し、中国がイスラム教徒であるウイグル族、チベット仏教徒、キリスト教徒、法輪功学習者への弾圧を続けていることを非難するとともに、日本では安倍晋三元首相暗殺後の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する政府の質問権行使や国会の動きを注視した。

【韓国紙】日本人の「選択的すみません」と「歴史潔癖」

先月初めに日本に行ってきた。初めての日本訪問は13年前の京都だった。その後、機会があるごとに日本のさまざまな都市を回ってきた。初めは韓国と日本は似ている点が多いと思ったが、訪問を繰り返すたびにその考えが必ずしも正しいわけではないという方向に傾いた。代表的な違いといえば、「すみません」という言葉を頻繁に使いながら暮らす日本人たちの言語習慣ではないかと思う。

タイ総選挙 与党惨敗の背景など深掘りない日経、言葉足らずの東京

14日の日曜日に行われたタイ下院総選挙は、革新系野党「前進党」がダークホースとなり第1党へと大躍進を遂げた。まさに選挙は水もの、多くの政界すずめも予想しなかった地滑り的勝利を前進党がものにした。日本では翌日が休刊日で新聞はなく、翌々日の16日付にタイ総選挙を社説で扱ったのは日経と東京だった。

【上昇気流】(2023年5月18日)

「聖五月」という言葉がある。俳句の季語として使われているが、一昔前の歳時記には表記されていないものがあり、現代になって盛んに使われるようになったようだ。西欧で5月を「マリアの月」と呼んできたのが由来。

「信教の自由」報告書 米国務省 中国のウイグル弾圧非難 旧統一教会にも注目

米国務省は15日、世界の「信教の自由」に関する2022年版の報告書を発表した。ラシャド・フセイン信教自由担当特任大使は記者会見で、中国について「多くがイスラム教徒であるウイグル族を捕らえ、投獄し、再教育施設に送り込んだ。チベット仏教徒、キリスト教徒、法輪功学習者への弾圧も続けている」と非難した。日本では安倍晋三元首相が昨年7月に暗殺された後、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が「メディアの強い関心を集めた」とし、米政府は状況を「注視した」と記載した。

【社説】タイ総選挙 曲がり角のタイ式民主主義

タイ総選挙は大方の予想を裏切り、野党革新派の前進党が第1党に躍り出た。対する親軍2党は惨敗を喫し、議席数を合計しても前進党の半分でしかない。タイ国民は、2014年のクーデター以後、長く続いた親軍政治に飽き飽きし、政治に新しい風を期待した。

謎の光の正体は?

5月10日夜、謎の光が県内各地で目撃された。目撃者たちがSNSなどに投稿した動画には、流れ星のように長く尾を引く複数の発光体が夜空を進む様子が映し出されていた。

沖縄に「三重の危機」 仲村覚氏が県議選出馬表明

保守系シンクタンク「日本沖縄政策研究フォーラム」理事長で国民保護研究会会長の仲村覚氏は10日、那覇市の県庁で記者会見を開き、来年の県議会議員選挙(2024年6月24日任期満了)に那覇市・南部離島区(定数11)から保守系無所属として立候補する意向を表明した。

「オール沖縄」衰退顕著に

米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対や、自衛隊の防衛力強化反対などを訴える市民団体らが13、14の両日、「平和行進」と「県民大会」を開催した。コロナ禍以前と比べ参加者は大幅に減少。また9日には、辺野古移設反対の国会請願署名で集まった22万筆のうち県内はわずか2万7000筆だったことなども判明し、かつての「オール沖縄」勢力の衰退ぶりが顕著となっている。

【上昇気流】(2023年5月17日)

ノンフィクションが低迷している。売れない、元気がない、いい作品が出ない。「ノンフィクション冬の時代」とノンフィクション作家自身が言う。この作家はテレビやラジオの仕事があるので何とかやっているが、「書く」だけの仕事は厳しい。

家庭連合―名誉回復など求める 有田氏らへの訴訟、初回弁論 

世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の名誉が毀損(きそん)されたとして、教団が日本テレビとジャーナリストの有田芳生氏に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が16日、東京地裁で行われた

【政界一喝】米中の干渉に毅然とせよ 【コラム】

ここ数カ月、ラーム・エマニュエル・駐日米国大使によるLGBT法制化推進の度重なる内政干渉が目にあまる。加えて、最近になって今度は新任の呉江浩・駐日中国大使が、日本の安全保障政策上の核心的な呼び掛けである「台湾有事は日本有事」について、「荒唐無稽」と批判する内政干渉を行った。

トルコ大統領選 決選投票の見通し エルドアン氏リードも届かず 議会は与党連合過半数

トルコで14日に行われた大統領選挙は即日開票され、現職のエルドアン大統領(69)がリードしているものの過半数には達しておらず、決選投票に進む見通しとなった。