最新記事
コラム
患者を不安にする手術説明
編集部 -
右足の痛みがひどくなった妻が、かかりつけの整形外科に行った。腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症との診断で鎮痛剤、ブロック注射の治療を受けたが、それでも改善しない。「大きな病院で手術を受けた方がいいだろう」と言うので紹介状を書いてもらった。市立病院での検査の結果、やはり手術を受けることになった。
教育
童謡文化の広がりを推進力に 震災から12年 復興続ける福島県広野町
編集部 -
平成23年の東日本大震災の津波で犠牲者を出し、原発事故で一時は全町避難を強いられた福島県広野町は、童謡文化を復興・創生の推進力に位置付けている。平成6年から続く「ひろの童謡(うた)まつり」を土台に新年度、「広野町童謡の日」を制定して子供の情操を育む歌の魅力を伝えようとしている。こうした文化に軸足を置いた街おこしの取り組みが県内に広がっており、県内外から期待が寄せられている。
コラム
【上昇気流】(2023年4月4日)
編集部 -
ここ数年、不漁が続くサンマ。北太平洋漁業委員会(NPFC)の年次総会で、漁獲枠を約25%削減することで合意した。危機感を強める日本の主導によるものだ。
国内
徳島県知事選 保守3分裂 激戦続く 【連載】統一地方選2023 現場を行く(2)
編集部 -
5期20年におよぶ飯泉(いいずみ)嘉門県政の継続か、刷新を求めるかが最大の争点。飯泉は前回2019年の知事選で多選を批判する元県議に3万6千票差まで迫られた。多選批判は自民県連内にもくすぶっており、今回、県連幹部は飯泉に勇退を促し、ポスト飯泉に向けて調整を進めたが不調に終わった。本人が辞任を固辞した上に、反知事派の間でも調整がつかず、自民の国会議員2人が職を辞して出馬する異例の保守3分裂の選挙になった。
LGBT
時流に乗って大河「家康」にもLGBT登場させたNHKの思惑外れ
森田 清策 -
この欄では、主に時事番組を取り上げている。だが、今回俎上(そじょう)に載せるのは時代劇だ。NHK大河ドラマ「どうする家康」が時流に乗って、唐突にも登場人物にLGBT(性的少数者)を入れ込んだからだ。
アジア・オセアニア
【対談:日本のユーラシア戦略外交】権威主義秩序構築狙う中露
編集部 -
ロシアのウクライナ侵攻が長期化の様相を深める中、中国の習近平主席がロシアを訪問し、時を同じくして岸田文雄首相がウクライナを訪問した。これを機に、日本のユーラシア戦略外交はどうあるべきかを、中央アジア・コーカサス研究所所長の田中哲二氏と東洋大学名誉教授の西川佳秀氏に論じてもらった。
コラム
【国境警報】中国公船、領海に80時間超侵入 国有化以降の最長更新 沖縄・尖閣沖
編集部 -
沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で、3月30日午前から日本の領海に侵入していた中国海警局の「海警」3隻が2日夜、領海を出た。
侵入時間は80時間36分で、昨年12月の72時間45分を上回り、2012年の同諸島国有化以降で最長となった。
社説
【社説】英TPP加入へ 高水準の自由経済圏拡大を
編集部 -
環太平洋連携協定(TPP)に参加する日本など11カ国は、オンライン形式で閣僚会合を開き、英国の加入を認めることで合意した。7月にニュージーランドで開かれる予定の閣僚級会合で協定に署名し、各国の手続きを経て正式加入となる。欧州主要国である英国とインド太平洋地域との経済関係が強化される意義は大きい。TPPを主導する日本は、高水準の貿易・投資ルールに基づく自由経済圏のさらなる拡大に努めるべきだ。
コラム
【上昇気流】(2023年4月3日)
編集部 -
犯罪捜査では現場の遺留品などに付着したDNAから犯人を特定するDNA鑑定が、必要不可欠な技術となっている。指紋鑑定より精度が高く、人間の体液中のDNAがその個人を特定するからだ。
メディアウォッチ
ウクライナ戦争の行方を鋭く分析するNW日本版の小泉・河東対談
岩崎 哲 -
恐らく今ウクライナに関して一番面白い対談をするのはこの2人だろう。東大先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠氏と、ニューズウィーク日本版のコラムニストでロシア公使、ウズベキスタン大使を務めた河東哲夫氏だ。意外にも両名は深い関係があったと同誌は紹介している。小泉氏が「まだ『軍事オタク』だった頃に見いだしたのが河東氏」で「外務省に分析員として推薦した」のだという。
国内
大阪府知事・市長 維新王国揺るがず 【連載】統一地方選2023 現場を行く(1)
編集部 -
4年に1度行われる統一地方選挙の前半戦が9日、投開票される。九つの道府県知事選と6政令市長選、さらに、道府県議会選と政令市議選が行われる。知事選を中心に、争点となる選挙の現場を取材した。
中南米
ルラ大統領 11日から訪中 ブラジル 習主席との首脳会談も
綾村 悟 -
ブラジル大統領府は31日、健康問題で延期されていたルラ大統領の中国公式訪問が11日から15日の日程に決まったことを発表した。訪中は習近平国家主席の招待によるもので、14日には北京で習主席との首脳会談も予定されている。
社説
【社説】グローバルサウス 安定と発展につながる支援を
編集部 -
岸田文雄首相は、米国などが主催する「民主主義サミット」にオンラインで参加し、アジアとアフリカ諸国に対して司法制度や選挙制度の構築などを支援していく考えを示した。中国やロシアなどの脅威が高まる中、第三極の「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国への関与を強める必要がある。
コラム
【上昇気流】(2023年4月2日)
編集部 -
文章を見直し誤字脱字を正すことを「推敲(すいこう)」という。作家や記者にとっては重要なキーワードになっている。その由来は中国の唐の時代の故事にある。唐代は、李白や杜甫などの世界的に著名な詩人がいる。
台湾
【連載】VS中国 台湾の勝算―李喜明・元台湾参謀総長に聞く(下) 中国民衆を味方に付けよ
編集部 -
――ウクライナ戦争をきっかけに台湾では自主防衛の意識が高まり、民間で防衛講習を行う「黒熊学院」などが注目を集めている。一方で、中国を刺激するなという声も根強い。
北米
トランプ前大統領を起訴 NY大陪審 4日にも出頭、共和は反発
山崎洋介 -
米ニューヨーク州マンハッタン地区の大陪審は30日、トランプ前大統領を起訴した。大統領経験者が起訴されるのは史上初。同氏がすでに出馬を表明している2024年大統領選への影響が注目される。
社説
【社説】こども家庭庁 伝統的な家族の良さ見直せ
編集部 -
子供政策の司令塔「こども家庭庁」がきょう発足する。少子化や虐待、いじめなど複数省庁にまたがっていた重要課題に一元的に取り組む新組織の門出に期待が集まるが、これまでの現金給付のような対症療法的な発想では成果は望めまい。
コラム
【東風西風】大江健三郎氏の「作家の値うち」
編集部 -
福田和也氏の『作家の値うち』(平成12年、飛鳥新社)は、小説を点数で評価し、物議を醸した。しかしその評価は、イデオロギー的予断を排し、師匠の江藤淳に劣らぬ読みの深さ、本質に迫る鋭さに裏打ちされたものだった。
国内
祭りや行事、家族の日常記録 8ミリフィルムを収集/秋田市立図書館
編集部 -
主に昭和30年代から50年代にかけ家庭で撮影された8ミリフィルムを収集し、当時の貴重な風俗や価値を見直す動きが全国各地で進んでいる。秋田県でも取り組みがなされ、近日中にまず3本のDVDを完成させ、秋田市立図書館で公開する予定だ。
国内
企画展「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」
編集部 -
「ポケモンと工芸、正面切って出会わせたとしたらどんな『かがく反応』が起きるだろう」。この問いに、人間国宝から若手まで20人のアーティストが挑んだのが、現在、金沢市の国立工芸館で開催中の「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」。陶器や金工、ガラスなど工芸の各分野で活躍する人間国宝から若手のアーティストまで、20人が手掛けた新作約70点を展示。春休みと重なり、連日多数の家族連れが訪れている。



