最新記事
防衛・沖縄
接続水域に中国海警2隻 沖縄・尖閣沖
川瀬裕也 -
第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は8日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域に中国海警局の「海警」2隻がとどまっていると発表した。
インタビュー
世論の分断を煽る「認知戦」
早川 俊行 -
日本の世論調査では「中国が嫌い」と答える人が8~9割に上る。韓国でも7割くらいいる。ところが、台湾ではその割合は6割台程度にとどまる。台湾人は中国の脅威下で生活しているのに、周辺国より中国を嫌う割合が低いのはなぜなのか。それは、中国が台湾に日々仕掛けている「認知戦」の影響だ。
アジア・オセアニア
【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(7) 真珠湾攻撃と南雲忠一(下)適切だった追撃見送りの判断 天候悪化、敵空母の所在も不明
編集部 -
真珠湾攻撃において機動部隊は、戦果拡大を目指し、さらに第3次攻撃隊を編成し、ドックや石油タンクなどの米軍地上施設を破壊すべきではなかったか、の議論がある。これを支持する論者は、ハワイ近海から急ぎ避退した南雲の采配を臆病で退嬰(たいえい)的だったと批判する。
インタビュー
「斬首作戦」で一気に制圧か 【連載】「台湾有事」のシナリオ―日米台識者に聞く⑤
早川 俊行 -
中国は今、国内の状況がかなり厳しい。独裁国家は国内情勢が厳しくなると、海外と戦争をして国内の注意をそらそうとする。
朝鮮半島
韓国大統領選、野党・尹錫悦氏が劣勢挽回を図る
編集部 -
3月の韓国大統領選で、保守系最大野党「国民の力」候補の尹錫悦前検事総長は6日、選挙運動に非協力的だった李俊錫党代表と和解し、結束を演出した。李氏をめぐる陣営の内紛が最近の支持率下落の一因だっただけに、革新系与党「共に民主党」候補の李在明前京畿道知事への劣勢挽回に向け一歩前進した形だ。
中国
中国での迫害逃れた在外少数民族、強まる危機感
編集部 -
開幕まで残り1カ月を切った北京冬季五輪に対し、中国での弾圧や迫害を逃れて亡命生活を送る少数民族の人々が危機感を強めている。五輪が中国の国威発揚やイメージアップに利用され、民族を抑圧する体制の美化につながりかねないと危惧しているためだ。
北米
米大統領、トランプ氏を批判 議会乱入1年で演説
山崎洋介 -
バイデン米大統領は6日、トランプ前大統領の支持者による連邦議会乱入事件から1年を迎え、議会で演説した。議会乱入が米国の民主主義に対する攻撃だとし、トランプ氏を非難した。
コラム
上昇気流(2022年1月8日)
編集部 -
新型コロナウイルスの第6波が到来した。ここは再び、ワクチンの出番か。そう考えると、気がかりなことがある。コロナ禍が丸2年続くというのに、いまだ国産ワクチンがない。日本の神々も案じておられよう。
LGBT
「花屋のおばあちゃん」の戦い
早川 俊行 -
ワシントン特派員時代から注目し、追い続けていた裁判があった。ゲイカップルの結婚式のフラワーアレンジメントを断ったことで、同性愛者を差別したと訴えられた「花屋のおばあちゃん」の法廷闘争である。
国内
【社説】日豪円滑化協定 「準同盟国」との連携強化を
編集部 -
岸田文雄首相とオーストラリアのモリソン首相は、自衛隊と豪軍が互いの国に滞在した際の法的地位を定める「円滑化協定(RAA)」に署名した。
インタビュー
日本に武力行使を期待も【連載】「台湾有事」のシナリオ―日米台識者に聞く④
山崎洋介 -
在日米軍基地なしに作戦が成功することは考えられない。もし米国が空母やハワイやグアムなどからの航空戦力によって台湾防衛をする場合、弾薬の補充なしに行うことは困難だ。それには、グアムや空母に戻るより、日本の基地の方がずっと早い。
アジア・オセアニア
インドネシアの資源開発に「待った」
池永 達夫 -
中国がインドネシアの資源開発に「待った」をかけてきた。インドネシアはカリマンタン島北西の自国領ナトゥナ諸島周辺の排他的経済水域(EEZ)で、昨年7月から海底油田・天然ガスの掘削調査を進めていた。中国は南シナ海のほぼ全域を取り囲む独自境界線「九段線」を主張し、インドネシアの掘削調査が中国の権益を侵しているというのだ。東アジアにおける北の尖閣、南のナトゥナと、中国の覇権志向が鮮明になってきた。
コラム
上昇気流(2022年1月7日)
編集部 -
しかし、今では豊洲市場の通販サイトを見ても、大洗加工のあんこう鍋セットが出ている。もっと生きのいいものであれば、やはり大洗あたりまで足を運ぶしかない。。
アジア・オセアニア
ワクチン未接種者は外出禁止 ーフィリピンから
編集部 -
新型コロナウイルス感染が静まり、フィリピンでは昨年10月ごろに大幅な規制緩和が実施され解放感に包まれたが、年末からオミクロン株によるとみられる感染急増に見舞われ、政府は再び規制強化に舵(かじ)を切った。
インタビュー
農福連携で農業に新しい発想を
編集部 -
香川県高松市五色台に野田大燈老師が開いた喝破道場は、檀家(だんか)を持たない曹洞宗の禅堂で、不登校児や引きこもりの若者を受け入れ、禅宗の修行に基づく共同生活で彼らの復学や社会復帰を支援している。令和3年に始めたのが農水省の「農福連携」で、農業訓練を通して発達障害者らの社会復帰を進める事業。その取り組みについて老師に聞いた。
社説
【社説】新年の日韓関係 正常化へ「反日」自制を
編集部 -
戦後最悪とまで言われた日韓関係の改善が急務だ。韓国は文在寅政権発足後、元慰安婦問題をめぐる前政権時の合意を事実上反故(ほご)にし、元徴用工訴訟の大法院(最高裁)判決によって作り出された国際法違反の状態を放置するなど、歴史認識絡みの懸案で一方的に関係を悪化させた。3月実施の大統領選で新しい政権が発足するが、まずはこれらの問題を軽視した文政権の姿勢を改めるよう期待したい。
インタビュー
日本に武力行使を期待も
山崎洋介 -
在日米軍基地なしに作戦が成功することは考えられない。もし米国が空母やハワイやグアムなどからの航空戦力によって台湾防衛をする場合、弾薬の補充なしに行うことは困難だ。それには、グアムや空母に戻るより、日本の基地の方がずっと早い。
インタビュー
戦意喪失図る偽情報工作【連載】「台湾有事」のシナリオ―日米台識者に聞く③
山崎洋介 -
台湾有事は「起きるかどうか」ではなく、「いつ起きるか」という問題だ。ただ、それがあと何年で起きるかを言うのは非常に困難だ。だからこそ、今のうちに考えるべきだという緊急性がある。



