最新記事

ウクライナ緊迫 イスラエル首相、退避呼び掛け

 イスラエル政府は13日、ウクライナに駐在するイスラエル大使館職員や外交官の家族を帰国させた。大使館での業務が継続できるよう、イスラエルから追加の職員が派遣された。ガンツ国防相は、ロシア軍がウクライナに侵攻した場合にイスラエル人を避難させる必要があることから、イスラエル軍に避難者輸送の準備を命じた。

上昇気流(2022年2月17日)

東京都内にも昔ながらの宿場の街並みが残されているのかと、現地を歩いて感動したのは、町田市小野路町の小野路宿通りだ。京王多摩センター駅から鶴川行きのバスに乗って12分、小野神社前で下車した。

【社説】北京五輪と薬物 納得できぬ参加継続容認

 北京冬季五輪に参加しているフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ選手(ロシア・オリンピック委員会=ROC)がドーピング違反による暫定資格停止処分を解除された問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が参加継続を認めたことが大きな波紋を呼んでいる。

ゲーム業界が開く仮想空間「メタバース」

 「メタバース」と呼ばれるインターネット上の仮想空間の開発が加速している。SNS最大手の米メタ(旧フェイスブック)などIT大手の参入で脚光を浴びたこの分野を切り開いたのはゲーム業界だ。仮想現実(VR)対応のゴーグル型端末の普及も見込まれ、市場拡大に期待が高まる。人気ゲームを多数出してきた日本企業にも商機となりそうだ。

上昇気流(2022年2月16日)

昨年の実質国内総生産(GDP)は前年比1・7%増で、3年ぶりのプラス成長であることが分かった。その一方、日本電機工業会(JEMA)が発表した同年の民生用電気機器の国内出荷額は6年ぶりにマイナスとなった。白物家電を含め、モノが売れなくなったと言われる。

【社説】インド太平洋戦略 米国は中国の変革目指すべし

 バイデン米政権が「インド太平洋戦略」を公表した。中国の脅威が高まりつつあるインド太平洋地域に積極的に関与していく姿勢を鮮明にし、この地域での米主導権維持を目指す対中長期戦略だ。

独身制の廃止訴え カトリック マルクス枢機卿

ーマ教皇フランシスコの最側近の一人、ドイツのローマ・カトリック教会ミュンヘン大司教区のラインハルト・マルクス枢機卿(すうききょう)が、聖職者の独身制廃止を訴えたことが、独教会ばかりか、世界のカトリック教会に大きな波紋を投げ掛けている。

アジアの平和のため協力を 世界サミット閉幕 「ソウル宣言」を採択

世界平和実現の方策を各国の元・現職首脳らが話し合う「世界サミット2022」は最終日の13日、朝鮮半島の平和統一に向けた取り組みを支持するとした「ソウル宣言」を採択して終了した。

タリバン政権奪取から半年、批判封殺を強化

 アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンが政権を奪取してから15日で半年。旧親米民主政権関係者や女性、少数派への弾圧は続き、国民全体を代表する包括的な政権の樹立を求める欧米各国などの要求は実現しないままだ。さらにタリバンは最近、ジャーナリストや人権活動家を相次いで拘束し、政権批判封殺の動きを一層強めている。

カナダ対米国境の橋が通行再開、デモ隊を排除

 カナダ東部オンタリオ州の対米国境の橋がデモ隊により封鎖された問題で、警察当局は13日朝(日本時間同日午後)、強制排除に踏み切り、公共放送CBCによると、少なくとも25人を逮捕した。橋を封鎖していた車両約10台が撤去された。カナダの国境管理当局は同日夜遅くになって、通行の再開を発表した。

トランプ氏「強い米国を取り戻す」

 トランプ前米大統領は、13日の「世界サミット2022」に寄せたビデオメッセージで、他の国々に対し「現在の米国指導者の弱さを米国の弱さと勘違いしてはならない。米国はこれまで以上に強く、偉大になって戻ってくる」と訴えた。2024年次期大統領選に関する直接的な言及はなかったが、政権交代を実現して強い米国を取り戻す意向を強調した。

アジアの平和のため協力を

 世界平和実現の方策を各国の元・現職首脳らが話し合う「世界サミット2022」は最終日の13日、朝鮮半島の平和統一に向けた取り組みを支持するとした「ソウル宣言」を採択して終了した。この日のサミットは韓国・京畿道加平郡のイベントホールで開かれ、演説した元首脳らが、アジアの平和のためには民主主義陣営の結束が必要だと訴えた。

エネルギー安全保障の重要性に触れず紋切り型の反原発論に終始する朝日

 ロシア軍がいつウクライナに侵攻しても不思議ではない。そんなきな臭いニュースが連日、伝えられる。2014年にウクライナ領土のクリミア半島が奪われた際には、東部地域で市民を含む約1万4000人が犠牲になった。首都キエフに侵攻すれば、どれほどの血が流されるだろうか。

大麻由来のCBDが広まる、健康被害も増加

 「カンナビジオール(CBD)」と呼ばれる大麻草由来の成分が入った輸入健康食品や化粧品が急速に広まっている。不眠改善、鎮痛作用といった効果があるとされるが、健康被害の相談も増加。違法な大麻成分の混入例も相次ぎ発覚し、厚生労働省が警戒している。

海岸から拾ったごみでオリジナルのアート作品

 アートを通じて海ごみ問題に関心をもってもらおうと、秋田県由利本荘市の海岸から拾ったごみでオリジナルのアート作品を制作する「海ごみアートワークショップ」が12、13日、同市の鳥海山木のおもちゃ美術館で開かれた。

静かな感動を与える伸び伸び発想の「書」

 「名前一文字展」は平成16年に始まり、今年で第17回を数える。毎年応募数が多いので、展示は2回に分けて開かれ、前期は市内外の年長児、小学2、4、6年生の書2267点が展示されている(2月5~27日)。名前や苗字を通して、家族のつながりを深めるきっかけにしてほしいと始まった。

「保育園落ちた、日本死ね!」、あれから6年

 6年前の2月、子供の預け先がなく退職せざるを得ないママの「保育園落ちた、日本死ね!」という文言がブログで炎上した。それが国会議事堂前での母親らによるデモに発展し、その年の「流行語大賞」にも選ばれた。その時、授賞式で表彰台に上がったのが当時民進党の山尾志桜里議員であった。

落下傘部隊、後世に 都内で「パレンバンデー」

 太平洋戦争(大東亜戦争)初期、スマトラ島南部で旧日本軍がオランダ軍に大勝を挙げた戦いとして知られる「パレンバン空挺作戦」。落下傘部隊の降下が始まった2月14日に合わせ、同部隊を後世に伝えるためのイベント「パレンバンデー」(主催・「空の神兵」顕彰会)が東京・九段北の靖国会館で開かれた。

独身制の廃止訴え カトリック マルクス枢機卿

 ローマ教皇フランシスコの最側近の一人、ドイツのローマ・カトリック教会ミュンヘン大司教区のラインハルト・マルクス枢機卿(すうききょう)が、聖職者の独身制廃止を訴えたことが、独教会ばかりか、世界のカトリック教会に大きな波紋を投げ掛けている。

上昇気流(2022年2月15日)

 昨年亡くなった歌舞伎の人間国宝、二代目中村吉右衛門さんを偲(しの)んで、NHK「古典芸能への招待」で名場面のいくつかが放送された。吉右衛門さんはその口跡の良さが魅力だった。「極付幡随長兵衛」の名科白など、久しぶりに聞いてうっとりとさせられた。