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「頑張った」、坂本花織選手の地元・神戸も祝福

 「よく頑張った」「ゆっくり休んで」。北京五輪のフィギュアスケート女子で銅メダルを獲得した坂本花織選手(21)の出身地神戸市では、快挙達成から一夜明けた18日、地元住民や恩師らから祝福の声が上がった。

川崎が3連覇へ白星発進、縦への仕掛けに収穫

 史上2クラブ目の3連覇に挑む今季。王者川崎は序盤から鋭いプレスで主導権を握る。前半は体制一新のF東京の堅守に阻まれる展開が続き、「難しいゲームになった」と鬼木監督。だが、ミスから速攻を浴びる苦しい時間帯に、先制点が生まれた。

警視庁など、覚醒剤製造容疑で組幹部ら逮捕

 東京都新宿区のマンションの一室で覚せい剤を製造したとして、警視庁組織犯罪対策5課と広島県警は18日までに、覚せい剤取締法違反(営利目的製造)容疑で、指定暴力団住吉会系組幹部の平田弘二容疑者(41)=同区新宿=ら4人を逮捕した。いずれも容疑を否認しているという。

宮城県、庁舎内に県産木材の授乳室を設置

 宮城県は、県産木材で造った組み立て式の授乳室を庁舎内で展示している。子育て世帯からデザインや使い心地に関する意見を聞いて改良し、普及を目指す。展示は3月25日まで。

青春を謳歌した幾多郎と仲間たちの姿を紹介

 石川県かほく市の県西田幾多郎記念哲学館では、企画展「頂天立地自由人―西田幾多郎の青春時代―」が開かれている。幾多郎自身、学生時代を「私の生涯において最も愉快な時期であった」と回顧している。

日本も毅然とした態度でウクライナ事態に臨め

 北方領土の日の7日、エマニュエル駐日米大使が自身のツイッターで、北方領土に対する米国の立場を明確に表現した。大使はさらに、緊迫度を加えるウクライナ情勢に言及し、「北方領土からクリミア、ウクライナ東部に至るまで、侵略者が誰なのかは明らかだ」と言明した。

「赤旗」で立民批判、野党共闘ごり押し参院選へ

 共産党の機関紙「しんぶん赤旗」(2・10)は、9日の中央委員会幹部会を、翌11日付で同幹部会決議を下部組織に徹底させる10日の全国都道府県委員長会議を報じた。参院選に向けて第4回中央委員会総会(4中総)決定を再確認し、中央から末端への上意下達を図ったものだ。

改憲タスクフォース、国民投票の実現へ運動

 自民党の機関紙「自由民主」インターネット版は16日付で、憲法改正実現本部(古屋圭司本部長)憲法改正・国民運動委員会(新藤義孝委員長)の下で改憲運動を行う「タスクフォース」(TF)を扱った。1日に同党本部でTFの初会合が行われ、「全国を11ブロックに分け、衆参国会議員約50人で構成」し、「各ブロックの担当議員は、各都道府県連に立ち上がる予定の『実現本部』と連携して研修会などを開催」するとの方針を伝えている。

上昇気流(2022年2月19日)

東京・多磨霊園に眠る旧ソ連の国際スパイ、リヒャルト・ゾルゲの遺骨を北方領土に埋葬する構想があるという。先月末にラブロフ露外相がそう表明した。

【社説】国内景気 知恵絞り悪影響は最小限に

 2021年10~12月期の国内総生産(GDP、速報値)は、新型コロナウイルスの感染拡大がいったん落ち着き、実質年率で5・4%増と高い成長率になった。ただ、22年1~3月期は変異株「オミクロン株」の影響で急減速する公算が大きい。行動制限など規制は最小限にとどめ、経済へのマイナス影響をできるだけ少なくするよう知恵を絞ってほしい。

上昇気流(2022年2月18日)

新型コロナウイルスワクチンの3回目接種券が、神奈川県に住む高齢者の気流子にも3週間ほど前に送られてきた。中を開いてみて「何だ」と思った。

親しき仲にも返済あれ ネパールから

 ネパールに住んでいると、たびたび、お金を貸してほしいというネパール人の友人からお願いがやってくる。しかも、日本円で1万や2万の額ではなく、大体、数十万の単位で頼んでくる。「ちょっと入り用で…20日後には必ず返すから!」といった感じで頼まれ、2年前の3月に幾人かに立て続けに貸したのであるが、その後、誰も一向に返してくる気配はない。

中国・北京五輪 マスコットの人気と影

パンダをモチーフにした北京冬季五輪の公式マスコット「氷●(=土へんに敦)●(=土へんに敦)(ビンドゥンドゥン)」や米国出身のフリースタイルスキー女子で金、銀メダルを獲得した中国帰化の谷愛凌(こく・あいりょう=アイリーン・グー)選手が人気に火が付き、公式グッズは品薄で超高値で売買されている。詐欺被害が発生しているだけでなく、違法コピーグッズが出回り、2008年の北京夏季五輪と同様、当局は一罰百戒で厳しい取り締まりに臨んでいる。

アブドル・バハ没後100周年式典に参加して

 バハイ信教はペルシャ(今のイラン)で19世紀半ば、バハオラ(1817~92)と彼の先駆者であるバブ(1819~50)によって創始された一神教。イスラム教シーア派のイランでは初期から迫害され、バハオラはイラク、トルコを経て当時のオスマン帝国のアッカ市に追放され、その近辺で一生を終えた。

高木美帆が金メダル、無心の滑走で頂点

 中学3年で出たバンクーバー五輪の女子1000メートルは、最下位の35位だった。あれから12年。27歳になった高木美がついに金メダルをつかんだ。日の丸をはためかせて誇らしげに笑うオールラウンダー。大会ラストのレースで「自分の全てを出し切ることができた」。会心の滑りだった。

フィギュア女子、ROCの牙城崩した坂本花織

 強豪ROC勢3人が上位を独占するとの見方もあったフィギュアスケート女子。日本勢1番手の坂本が、牙城を崩した。高難度ジャンプがなくても躍動感のある演技で、6位だった前回平昌五輪から大きく、価値あるステップアップを遂げた。

ノルディック複合日本団体、念願のメダル獲得

 先輩3人がつないでくれたメダル圏内の位置。アンカーを任され「すごくプレッシャーがあった」と言う最年少の山本は、ドイツ、オーストリアと2、3位を争う展開に。激しいラストスパート勝負で力を振り絞って3位を確保すると、叫びながら両腕を挙げた。

ベルリン映画祭、スペイン監督作品に最高賞

 第72回ベルリン国際映画祭の審査結果が16日に発表され、スペインのカルラ・シモン監督による「アルカラス」が最高賞に当たる長編コンペ部門の金熊賞を受賞した。

NYで、日本産米で作ったおにぎりの魅力を紹介

 「冷めてもおいしいおにぎりをどうぞ」。米国最大の都市ニューヨークで、日本産米で作ったおにぎりの魅力を紹介する官民連携のキャンペーンが始まった。現地の学校などに配り、おにぎりの認知度を高めるとともに、日本産米の販路拡大を目指す。

10年前の上皇陛下の心臓手術「本当に良かった」

 上皇陛下が在位中の2012年2月に心臓手術を受けられてから18日で10年。昨年12月に米寿を迎え、健やかに生活している。執刀医の天野篤・順天堂大医学部特任教授(66)が時事通信のインタビューに応じ、「ある程度健康を維持できれば良いという考え方もあるが、若い人と同じような手術をやっておいて本当に良かった」と振り返った。