最新記事

ミンスク合意は失効、プーチン大統領が明言

 ロシアのプーチン大統領は22日、ウクライナ東部の紛争の解決に向けたミンスク合意は「今は存在しない」と語った。プーチン氏が明言したことにより、停戦合意の崩壊が確定した。

ソフト事業の復興「あと10年以上かかる」

 東日本大震災から11年を迎えるのを前に、宮城県の村井嘉浩知事は22日、時事通信などのインタビューに応じた。道路整備などのハード事業はほぼ完了した一方で、阪神大震災の復興状況を踏まえ、被災者の心のケアといったソフト事業の完遂には「あと10年以上はかかる」との考えを示した。

神戸の槙野智章、さすがの嗅覚で同点弾

 相手の一発退場により、戦局は神戸に傾いた。1-2の終盤に試合は動く。「この日が待ち遠しかった。ゴールもピッチに立っている姿も見せられてよかった」。今季から「敵地」となった埼玉スタジアムで、槙野が主役の座を奪った。

日本ハムの五十幡亮汰、自慢の俊足に磨き

 日本ハムでチームきっての俊足を誇る五十幡が、自慢の武器に磨きをかけている。新庄監督が臨時コーチとして招いた元阪神の赤星憲広さんからも盗塁の技術を吸収。今季は80盗塁を目標に掲げる23歳は「生かすかつぶすかは自分次第。生かせるようにやっていかないと」と決意新たに話す。

日本人としての品位に欠ける東京の「石原慎太郎氏の差別発言」特集

 石原慎太郎氏が亡くなったのは、2月1日だった。その評伝や回想録など未(いま)だ各紙の紙面をにぎわせている。「死せる孔明、生ける仲達を走らす」にも似た「死せる慎太郎、生ける記者の筆を走らす」の様相を呈している。

ロコ・ソラーレが会見、藤沢五月「すごく感謝」

 北京五輪で銀メダルを獲得したカーリング女子日本のロコ・ソラーレが23日、オンラインで記者会見し、スキップの藤沢五月は「最後までこのチーム全員で戦い切ることができて、すごく感謝している」と心境を語った。

「戦争反対」「平和を」在日ウクライナ人がデモ

 ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親露派支配地域の独立を認め、軍事的緊張が高まる中、東京都港区のロシア大使館近くで23日午後、平和を求める在日ウクライナ人らがデモを行った。約50人が参加し、「戦争反対」などと書かれたプラカードを掲げ、「ウクライナに平和を」とシュプレヒコールを上げた。

福岡県柳川市の伝統的つるしびな「さげもん」

 福岡県柳川市の「古民家北島」に飾られた伝統的なつるしびな「さげもん」。

御柱祭「木落し」行わず、巨木を車両で運搬

 1200年以上続く諏訪大社(長野県諏訪市など)の「御柱祭」で、巨木に大勢の氏子が乗って急斜面を駆け下る最大の見せ場「木落し」が行われないことになった。新型コロナウイルス感染拡大を受けて、同社大総代が22日、山から切り出した巨木を町中に運ぶ「山出し」にトレーラーなどの車両を使用すると発表した。

レスリングの須崎優衣選手、来年キッツに入社へ

 東京五輪レスリング女子50㌔級で金メダルを獲得した須崎優衣選手(早大)が、来年4月に総合バルブメーカーのキッツ(千葉市)に入社することが内定し、22日発表された。

アルゼンチン 大規模な森林火災

アルゼンチン北東部のコリエンテス州で1月中旬に始まった森林火災は延焼を続けており、当局によると21日までに8000平方㌔(東京都の3・65倍)を焼き尽くした。同国は歴史的な旱魃(かんばつ)に見舞われており、火災はさらに広がる可能性があるという。

【韓国紙】未来の韓中関係は感性と理性の間で

 今年は韓中国交正常化30周年。韓国動乱(朝鮮戦争)以後40年の反目を清算して“社会主義中国”と国交を結び、両国関係が刮目(かつもく)するほどの成長を遂げたことも事実だ。

オミクロン株、甘く見るなかれーブラジルから

 2月初め、体の芯に悪寒を感じた。風邪を疑ってプロポリスを服用し、早めの睡眠を心掛けた。ブラジルはプロポリスの本場であり、自宅に常備してある。

トランプ氏のロシア疑惑で新情報 クリントン陣営が「スパイ」

 ダーラム氏が11日に裁判所に提出した文書に盛り込まれた新たな情報が大きな注目を集めた。クリントン氏の陣営とつながりのある人物が、トランプ氏がロシアと秘密裏に結び付いているという「物語」を作り出すため、トランプタワーやホワイトハウスなどのインターネットデータにアクセスしていたというのだ。

上昇気流(2022年2月24日)

「どうして山の小説を書かないのですか」――。『日本百名山』を著した深田久弥に、ドイツ文学者で立教大学山岳部の部長を務めた福田宏年が質問した。「山にはドラマがないからな」。

日米欧 対露制裁発動 ウクライナ情勢

 バイデン米大統領は22日、ホワイトハウスで演説し、ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親露派支配地域の独立を一方的に承認し、派兵を決定したことについて、「ロシアによる侵攻の始まりだ」と非難。第1弾となる対露制裁を発表した。バイデン氏は「端的に言えば、ロシアはウクライナの領土の大きな一部を切り取ることを発表した」とした上で、プーチン氏が「力によりさらなる領土を奪うための口実を設定した」と批判。さらに「紛れもない国際法違反であり、国際社会の断固たる対応が求められる」と訴えた。

【社説】露の停戦破棄 正当化できぬウクライナ侵略

 ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ東部の親露派支配地域の独立を承認し、露軍派兵を決定することで同地域の停戦合意を破棄した。バイデン米大統領はロシアのウクライナ侵攻が始まったと指摘し、今回のウクライナ危機における制裁第1弾を発表したほか、英国、カナダ、欧州連合(EU)、わが国なども対露制裁を表明した。ロシアの侵略を糾弾する国際社会の強い対応が必要だ。

上昇気流(2022年2月23日)

人間社会は数字で評価するものの方が圧倒的に少ない。日常の行動の一つ一つが評価の対象となる。評価される側は、模擬試験と違い、自分にどういう評価が下されたかは教えてもらえない。知らぬまま日常を送るしかないのは古今東西変わらない。。

ウクライナ情勢緊迫で株大幅続落、金は最高値

 ウクライナ情勢が一段と緊迫化したことを受け、22日の東京市場では投資家がリスクを回避する動きが強まった。日経平均株価は一時、前日終値から600円超下落して4営業日続落。一方、商品市場では安全資産とされる金は現物、先物ともに連日で最高値を更新し、ロシアからの供給不安が高まった原油も急伸した。

米、ウクライナ「侵攻」判断で慎重姿勢

 ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親露派支配地域の独立を承認し、軍部隊派遣を決めたことをめぐり、バイデン米政権は、ウクライナ侵攻と見なすかどうか慎重な姿勢を示している。侵攻だと認めれば強力な対露経済制裁を発動せざるを得ず、事態打開に向けた外交努力が水泡に帰すためだ。バイデン政権は厳しい判断を迫られている。