最新記事

ウクライナの子が描いた「キッズゲルニカ」

ウクライナの子供たちが平和の願いを込めて描いた絵画「キッズゲルニカ」が11日、東京都など国内5都市で展示された。ロシアの軍事侵攻のさなかの開催となり、主催した実行委員会の赤坂陽子さん(57)は「現地の状況を聞くたびに胸が痛む。絵を通して日常が大事なんだと伝わるきっかけになれば」と語った。

「母に背中押され」ウクライナ女子学生3人到着

ロシアの軍事侵攻から逃れたウクライナ・キエフ国立言語大の女子学生3人が25日午前、留学のため福岡空港に到着した。交換留学で同大と提携する日本経済大(福岡県太宰府市)が避難する学生計72人を受け入れる方針で、一部が既に来日している。

ロシア占領下のウクライナ南部で強まる弾圧

ロシアのウクライナ侵攻から1カ月が経過した。ロシア軍の占領下にある南部の都市では、抗議集会に参加していた市民が拘束されるなど言論弾圧が強まり、食糧難にも拍車が掛かる。市民の一人は「先が見えない」と不安を表して以来、通信が10日余り途絶えたままになっている。

美術の巨匠ミロが日本から受けた本質的な影響

スペインが生んだ20世紀美術の巨匠、ジョアン・ミロと日本との関わりに焦点を置いた「ミロ展ー日本を夢みて」が、東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開かれている。ミロは若い頃から日本とその文化に強い関心を持ち、1960年代の来日は巨匠に大きなインスピレーションを与えた。

「宗教的召命感」が「プーチンの野望」の原点に

ロシアによるウクライナ侵攻後に編集された月刊誌4月号には、当然のことだが、ウクライナ情勢関係の論考をメインに編集している。いずれも、ロシアの侵攻は、軍事と地政学的な観点から、北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大に対するプーチンの敵意にとどまらず、冷戦後、米国が主導してきた欧州の国際秩序への挑戦という見方で大筋一致する。

生活必需品が値上げ、超金融緩和の見直し近い?

2月半ば、次男の結婚、独立を機に都内から埼玉県に引っ越した。三十数年ぶりの引っ越しで、年明けから荷物の整理など準備に追われた。

【上昇気流】(2022年3月26日)

「無用の我をすてて、おのが船になれ、風になれ、潮になれ」――。作家の司馬遼太郎は江戸期の廻船商人、高田屋嘉兵衛の生涯を『菜の花の沖』で描く。司馬作品でも数少ない江戸中期の物語だ。

【社説】G7首脳会合対露包 囲網で孤立化させよ

先進7カ国(G7)がブリュッセルで開かれた緊急首脳会合で、ロシアによるウクライナの「軍事侵略」を非難する共同声明を採択した。西側諸国は結束して対露包囲網を構築し、ロシアを孤立化させる必要がある。

脱「文在寅路線」 「非常識」な革新政治に歯止め

「文政権の5年間は、われわれが半世紀以上、常識と考えてきた自由民主主義と市場経済が覆されそうになった時期。だが、尹氏当選でようやくそれにも歯止めが掛かる」  韓国大手政策研究所の元所長は、尹氏当選の意義をこう語った。

強硬な北と対峙 有事に大量報復も辞さず

北朝鮮の対韓国宣伝ウェブサイト「わが民族同士」は先週、韓国大統領選後、初めて尹錫悦氏と保守系最大野党「国民の力」を批判する論評を掲載した。

フィリピン、大統領選有力4候補が固まる

5月9日のフィリピン大統領選に向け選挙キャンペーンが激化する中、有力候補が固まってきた。選挙ではドゥテルテ政権が進めてきた麻薬戦争や汚職対策の是非が争点となっているが、ドゥテルテ大統領が後継候補をまだ指名しておらず、依然として流動的な状態にある。その中でも突出した支持を集めているのが独裁政権で知られる元大統領の息子であるマルコス元上院議員で、野党のロブレド副大統領がこれを追う形となっている。

【上昇気流】(2022年3月25日)

ロシアのウクライナ侵攻から1カ月が経過した。当初ロシア軍が首都キエフを制圧するのは時間の問題とみられていたが、ウクライナ軍の反撃も始まっている。ウクライナ国防省はキエフの西約50㌔にあるマカリフを奪還したと発表した。

国民食モヒンガーに値上げの波 ミャンマーから

ミャンマーは東西を二大国家、中国とインドに挟まれた国だ。このためミャンマー料理は両国の影響を受け、チャーハンや餃子(ぎょうざ)といった中国ものや、カレーなどスパイシーなインドものが台所でも幅を利かす。

【社説】北のICBM 日米韓の連携強化で対処せよ

北朝鮮が平壌の順安空港一帯から大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射し、ミサイルは北海道渡島半島西方150㌔の日本海の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。

ウクライナ侵略、情報戦報道で核心インタビューを掲載した産経

ロシア軍のウクライナ侵略は、ウクライナ軍による決死の抵抗が続く。背水の陣を敷くゼレンスキー大統領の最初の快挙は、キエフ市街地を背景にした自撮りの動画をインターネット交流サイト(SNS)に投稿したことだ。

【韓国紙】ウクライナ事態と自国優先主義 韓国外交も重要な時期

ロシアのウクライナ侵攻が1カ月近く続いているが、事態が解決される妙案がない。米国を含む西側諸国が侵攻にまともに対応できていないという批判を避けることはできない。

コロナ禍で学んだ前向きな発想ーブラジルから

ブラジルでは、リオデジャネイロ州やサンパウロ州が次々と屋外・屋内でのマスク着用義務を解除したことから、「マスクのない日常」が始まりつつある。

対日改善に意欲 「徴用工」「慰安婦」の棘抜くか

「お互いできるだけ早く対面でもお会いし、対話を行いたいということは、私からも先方(尹錫悦氏)からもあった」  当選した尹氏と電話会談した岸田文雄首相は、記者団に会談内容をこう明らかにした。

【上昇気流】(2022年3月24日)

クリミア半島併合から8年の関連行事で、観衆に手を振るロシアのプーチン大統領=18日、モスクワ(AFP時事)

露のウクライナ侵攻受け オリガルヒと関係解消の動き

ロシアによるウクライナ侵攻に対して米国で非難の声が高まる中、プーチン大統領に近い新興財閥(オリガルヒ)へ厳しい目が向けられている。オリガルヒはこれまで多額の寄付を通して米社会へ浸透しており、学術・文化機関は対応を迫られている。