最新記事
社説
【社説】昭和の日 激動の歴史から何を学ぶか
編集部 -
きょうは「昭和の日」。新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)が続く中、世界と日本はロシアによるウクライナ侵略という危機に直面している。激動の昭和を、いま起きている世界史的な危機と国難に重ね合わせて振り返る必要がある。
コラム
【上昇気流】(2022年4月29日)
編集部 -
きょうは「昭和の日」。昭和天皇の誕生日である。ウクライナ政府の公式とされるツイッターに、昭和天皇の顔写真をヒトラー、ムソリーニと並べた動画が投稿され、SNS上で批判が相次いだ。日本政府も駐日ウクライナ大使館とウクライナ大統領府に抗議したため、すぐに写真は削除された。
防衛・沖縄
中国海軍艦艇1隻領海侵入 口永良部島西方
WEB編集部 -
防衛省は27日、鹿児島県の口永良部島西方の海域で、中国海軍の測量艦1隻が日本の領海に侵入したと発表した。中国軍艦による領海侵入は昨年11月以来で、5度目。日本政府は外交ルートを通じて中国側に懸念を伝えた。
コラム
ペサハの新しい過ごし方 イスラエルから
編集部 -
イスラエルでは、4月15日の日没から22日の日没まで、ユダヤ教のペサハ(過ぎ越し祭)を祝った。旅行好きなユダヤ人は、この1週間の休みを利用してよく外国に出掛けていた。
中東・アフリカ
エルサレム聖地で衝突相次ぐ ガザからはロケット弾
森田 貴裕 -
イスラエルでは3月22日以降、4件のテロ事件で14人が死亡した。エルサレム旧市街にあるイスラム教聖地ハラム・アッシャリフ(ユダヤ教呼称「神殿の丘」)では、イスラム教のラマダン(断食月)に当たる4月に入り、パレスチナ人とイスラエル警察との衝突が相次いでいる。
社説
尹氏代表団 日韓関係改善は喫緊の課題
編集部 -
岸田文雄首相が、韓国の尹錫悦次期大統領が派遣した「政策協議代表団」と会談した。国際秩序を脅かす中国やロシア、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射などの挑発を強める北朝鮮に対応する上で、冷え込んだ日韓関係の改善は喫緊の課題だ。
朝鮮半島
【韓国紙】尹次期政権ナンバー2と責任政治
セゲイルボ -
「一人の下、万人の上」である韓国の国務総理(首相に相当)が適正な権限を与えられないのは大統領制で避けられない側面がある。さらに行政府はもちろん立法、司法府に強大な影響を及ぼす帝王的大統領制で、総理は政権の盾の役割に終わるのが常だった。
メディアウォッチ
20年ぶりの円安進行に警戒説くも肝心の金融政策で明言避ける各紙
床井 明男 -
円安の進行に歯止めがかからない。円相場は先週半ばには1ドル=129円台まで下落、この1カ月半で15円も安くなっている。
コラム
【上昇気流】(2022年4月28日)
編集部 -
冷戦時代末期にソ連を旅したことがあった。1990年4月、モスクワのホテルで荷を解いてテレビのスイッチを入れると、ドキュメンタリーフィルムが放映されていた。救世主キリスト大聖堂の爆破場面だ。
社説
【社説】大型連休 感染対策しながら楽しもう
編集部 -
今週末から大型連休に入る。新型コロナウイルスの感染拡大で行動の自粛を余儀なくされた昨年や一昨年と違い、今年は3年ぶりに緊急事態宣言やまん延防止等重点措置のない大型連休となる。感染予防対策をしっかり行いながら、連休を楽しんでほしい。
コラム
【上昇気流】(2022年4月27日)
編集部 -
ロシアのウクライナ侵攻が続いており、天然ガスや石油の供給不安から各国のエネルギー事情に大きな変化が生まれている。欧州連合(EU)の石炭火力の比率は侵攻前の10%から13%に、特にドイツでは25%から37%に急上昇。中国も石炭を増産するという。
メディアウォッチ
ロシアのウクライナ軍事侵攻から何も学ばず思考停止状態の左派紙
増 記代司 -
ロシアのウクライナ侵略の「教訓」がどうやら出そろったようだ。外交評論家の宮家邦彦氏は五つ挙げる(産経7日付「宮家邦彦のWorld Watch」)。①専門家は信用できない(ロシア侵攻の可能性は低いと語っていた)②戦力がないと守れない
欧州・ロシア
マクロン氏再選も課題山積―フランス
安倍 雅信 -
大統領選が終わったフランスは、次は6月の国民議会(下院)選挙を控えている。大統領選を含め、フランスの政治状況は大きなターニングポイントを迎えている。大統領選で保革大政党が大敗したことは一時代の終わりを感じさせた。失業、移民、治安、景気回復という30年以上抱え込んだテーマに対して、仏国民は政治にどんな期待を持っているのだろうか。
社説
マクロン氏再選 欧米と結束し対露圧力強化を
編集部 -
フランス大統領選の決選投票が行われ、現職で中道のエマニュエル・マクロン大統領が右派政党「国民連合(RN)」のマリーヌ・ルペン候補を破って再選を果たした。ロシアによるウクライナ侵略が続く中、マクロン氏には欧米と結束してウクライナを支援し、経済制裁強化などでロシアへの圧力をかけていくことが求められる。
コラム
学年担任で児童を見守る
編集部 -
先日、東京都江戸川区の第四葛西小学校(永浜幹朗校長、教員36人、児童742人)で行われた「小学校における教科担任制の導入と効果的な運用」という教育関係者の勉強会に参加した。
教育
復興事業担う人材を来月から育成 福島県南相馬市と事業構想大学院大学
編集部 -
福島県南相馬市(市長:門馬和夫)は事業構想大学院大学(本部・東京都港区、学長:田中里沙)と地域経済の活性化を目的とする「福島県南相馬市の活性化を目的とした『地方創生及び人材育成の推進に係る連携に関する協定書』」を3月に締結。同市鹿島区の地域活性化に向けた事業を立案できる人材を5月から育成する。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の被災後、課題を解決して魅力ある事業を生み出す人材が求められている中、今回の試みが成果を挙げ、他の自治体の先進例となることが期待されている。
コラム
【上昇気流】(2022年4月26日)
編集部 -
新型コロナウイルスの感染拡大で、リスクの高い首都圏から地方へ移住する動きが若い世代を中心に続いている。これが確かなトレンドになるのかどうか注目されるが、NHK・BSでこの4月から「いいいじゅー!!」という新番組が始まった。
社説
【社説】知床観光船事故 安全管理は十分だったか
編集部 -
北海道・知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が浸水し、乗っていた26人が行方不明となった事故では多くの死者が出ている。海上保安庁や自衛隊、消防などは行方不明者の捜索・救助に全力を挙げなければならない。
メディアウォッチ
ウクライナ危機でクローズアップされる日本学術会議の防衛研究忌避
森田 清策 -
「♪ロシア軍は、われわれを短期間に征服したかった……そのロシア軍を倒すのは、バイラクタル、バイラクタル」テレビ朝日の「グッド! モーニング」(15日放送)によると、ウクライナ兵士は今、トルコのバイカル社がドローン(無人航空機)システムを活用して開発した無人攻撃機「バイラクタルTB2」をたたえる、こんな歌を口ずさんで、士気を鼓舞している。
LGBT
「女性とは何か」 米で議論 LGBT擁護で揺らぐ定義
早川 俊行 -
米国で「女性の定義」をめぐる議論が政治争点化しつつある。LGBT(性的少数者)の権利拡大の一環で、体は男でも心は女だというトランスジェンダーに女性スペースの使用を認めようとする動きに懸念が広がっているためだ。過激なジェンダーイデオロギーに傾斜するバイデン政権・民主党は、「女性とは何か」という社会秩序の根幹に関わる問いに答えられないでいる。



