最新記事
国内
歌人木俣修の在仙3年 宮城県仙台市
編集部 -
青葉山中腹の仙台城大手門(国宝)は、国内有数の雄大な規模を誇ったが、第2次大戦の戦火で失われてしまった。その内側、今は東北大学理学部の敷地に、滋賀県生まれの歌人で国文学者の木俣修(1906~83)の歌碑が立っている。
国内
石原慎太郎氏の遺著『「私」という男の生涯』
編集部 -
今年2月に89歳で亡くなった石原慎太郎氏の遺著『「私」という男の生涯』を読んだ。帯には「『自分と妻』の死後の出版のために書かれた自伝」とある。石原氏には『わが人生の時の人々』『国家なる幻影 わが政治への反回想』などの自伝的な回想があるが、本書は脳梗塞に倒れ、肉体の衰えを自覚する中で書き始められた。
コラム
【上昇気流】(2022年7月30日)
編集部 -
新盆の7月が瞬く間に去っていく。今年は京都の祇園祭で山鉾(やまほこ)巡行が3年ぶりに行われ、今週日曜日には「後祭」の巡行で「鷹山(たかやま)」と呼ばれる山鉾が196年ぶりに蘇(よみがえ)った。晴天下の都大路を祇園囃子の音と共に堂々と巡行した。
アジア・オセアニア
マルコス比大統領が初の施政方針演説
福島 純一 -
フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領が25日に、就任後初となる施政方針演説を行った。約70分間の演説では観光産業の復興やインフラ事業、エネルギー問題などの経済分野に焦点が置かれ、ドゥテルテ前政権で大きな問題となっていた人権問題や報道の自由などへの言及はなかった。
中国
「香港議会」立ち上げへ
辻本 奈緒子 -
香港の民族自決を主張する在外香港人のグループが27日、カナダ・トロントで記者会見を開き、海外居住者を含む香港人の投票による「香港議会」発足に向けた選挙準備委員会の設立を発表した。
社説
【社説】日本学術会議 共産党の影響力を排除せよ
編集部 -
日本学術会議は軍用にも民生にも利用可能な「デュアルユース」技術について、軍事に無関係な研究と「単純に二分することは困難」として事実上容認する見解をまとめた。
中東・アフリカ
自爆テロで20人が死亡 ソマリア南部
森田 貴裕 -
ソマリア南部の下部シェベリ州の都市メルカで27日、市当局者を標的とした自爆テロがあり、市長を含む少なくとも13人が死亡した。米政府系放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)などが同日、報じた。国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派アルシャバーブが犯行声明を出した。治安当局者らによると、市庁舎の入り口で自爆テロ犯が市長に近づき自爆したという。
コラム
肥満大国からの脱却 シンガポールから
編集部 -
かつて肥満は豊かさの象徴でもあったが、近年では不健康で病気の温床との認識に変わりつつある。それでも世界の肥満人口は21億人。中には国を挙げて、肥満対策に取り組んでいるところもある。
コラム
【上昇気流】(2022年7月29日)
編集部 -
新型コロナウイルス新規感染者が全国で23万人を超え、最多を更新した。そんな中で3年ぶりに対面で開かれた全国知事会では、新型コロナの感染症法上の扱いを見直すことなど対策を転換すべきとの意見が相次いだ。
朝鮮半島
【韓国紙】関係改善を急ぐ韓国と冷淡な日本
セゲイルボ -
朴振外交部長官(外相)は18日、東京、羽田空港で記者らに韓日関係改善に対する強い意志を明らかにし、「過去を直視しながら未来を志向する真のパートナーシップを作るためのシャトル外交が本格的に始まる時だ」と語った。
メディアウォッチ
防衛白書社説、ストレートの日経・読売、論点ずらしの朝日
池永 達夫 -
公表された2022年版防衛白書に関し、各紙は社説を掲載した。ざっくり言うと日経・読売が直球ど真ん中、朝日くせ球、東京暴投の社論展開といったところか。
欧州・ロシア
仏大統領がアフリカ歴訪 穀物外交でロシアに対抗
安倍 雅信 -
フランスのマクロン大統領は26日、西アフリカの4カ国訪問を開始した。目的はアフリカへの影響力を増すロシアに対抗して、西アフリカ諸国への食料と安全保障の分野での協力と支援を約束するためだ。一方、ロシアのラブロフ外相は24日からエジプトを皮切りにコンゴ共和国やウガンダへの訪問を開始し、ウクライナからの小麦粉の輸送が滞っているのは欧州のせいだと説明して回っている。
社説
【社説】サル痘初確認 特性に関する十分な情報を
編集部 -
欧米などで報告が相次ぐ天然痘に似た「サル痘」について、国内でウイルス感染者が初めて確認された。政府は現在のところ保健医療体制への影響は限定的だとしているが、感染拡大防止に向けて感染者の早期発見と共にサル痘の特性に関する十分な情報の発信に努める必要がある。
コラム
ヤギの食欲が新たなビジネスに 米国から
編集部 -
先日、米国人と公園を散策中、「その草に気を付けろ」と注意された。この草は、ポイズンアイビーというツタの一種で、三つの葉が一組みになっているのが特徴。誤ってこの植物と接触すれば、かゆみや痛みを伴う発疹を引き起こす可能性があり、数週間続くこともあるという。
北米
大統領選へ強い意欲 トランプ氏が米首都で演説
山崎洋介 -
トランプ前米大統領は26日、退任後初めて首都ワシントンに戻り、保守系シンクタンクのイベントで演説した。トランプ氏は、2024年の大統領選について、「もう一度やらないといけないかもしれない」と述べ、出馬への強い意欲を示した。
中南米
コロンビア 初の左派政権発足へ 南米で中露の影響力拡大か
綾村 悟 -
南米コロンビアで来月7日、同国初の左派政権が発足する。親米保守政権が続いてきたコロンビアは、米国にとって南米への影響力行使の基点として欠かせない存在だった。「左傾化の波」が中南米で吹き荒れる中、コロンビアでの左派政権誕生は、中南米地域の地政学にも大きな影響を与えかねない
コラム
【上昇気流】(2022年7月28日)
編集部 -
東京都写真美術館で「メメント・モリと写真」展が開かれている(9月25日まで)。メメント・モリとはラテン語で「死を想(おも)え」の意味。この言葉は中世末期の西欧で、骸骨が人間と踊る「死の舞踏」のイメージと結び付き、芸術の題材となった。
社説
【社説】中国の挑発 領土領海防衛へ万全の態勢を
編集部 -
経済成長は既に頭打ちとなったにもかかわらず、本年度の中国の国防予算は前年度比7%を超えるなど習近平国家主席の強国・強軍路線は強まるばかりだ。特に海軍の増強は顕著で、昨年中国が就役させた海軍艦艇は22隻に上る。米海軍の3隻と比べ、7倍以上の規模だ。
コラム
【上昇気流】(2022年7月27日)
編集部 -
映画やドラマを早送りしながらインターネットで見る「倍速視聴」が広がっているらしい。録画したテレビ番組をCMを飛ばしながら見るのは普通だが、当方は本編そのものを倍速で見ることはない。



