最新記事

ウルグアイなど南米4カ国が共催立候補 サッカーW杯100周年大会

ウルグアイ、アルゼンチン、チリ、パラグアイのサッカー協会関係者は2日、ウルグアイの首都モンテビデオのセンテナリオ競技場で記者会見を行い、2030年のサッカー・ワールドカップ(W杯)に4カ国の共同開催で立候補することを明らかにした。

ペルー首相が辞任表明、1年で4人目

南米ペルーのトレス首相が3日、辞任を表明した。トレス氏は辞任理由を「個人的な理由」とだけ説明している。

【社説】中国ミサイル 緊張高める挑発は許されぬ

中国軍が台湾を取り囲む海空域で軍事演習を開始し、台湾周辺海域に11発の弾道ミサイルを発射した。 中国はペロシ米下院議長の台湾訪問に猛反発しているが、緊張を高める挑発は許されない。

未交付のナンバープレート1000万枚? フィリピンから

フィリピンのお役所仕事は遅いことで知られるが、運転手にとって頭痛の種となっているのがナンバープレートの交付だ。

スリランカ、新大統領が就任 破産国家、嵐の中の船出

スリランカで先月下旬、首相などを務めてきたウィクラマシンハ氏が大統領に正式に就いた。任期はラジャパクサ前大統領が務める予定だった2024年11月まで。通常、新政権は本格始動するまで「ハネムーン期間」があり、国民やメディアも見守り態勢で臨むが、5月にデフォルト宣言を出したスリランカ政府に優雅な時間を楽しむ余裕はなく嵐の中の船出となった。債務の減額交渉や国際通貨基金(IMF)への金融支援要請、国民の生活を脅かしているエネルギー不足やインフレ対策など、早急に手を打たなくては前政権同様の〝座礁〟が待ち受けている。

【上昇気流】(2022年8月5日)

ペロシ米下院議長の訪台で面子(めんつ)を潰(つぶ)された中国が、台湾周辺で軍事演習を行い圧力を加えている。発射した弾道ミサイルのうち5発は日本の排他的経済水域内に落下したもようで、岸信夫防衛相は強く非難した。

【韓国紙】米中覇権競争の狭間で苦悩する韓国

米国の対外戦略の最優先順位は中国牽制(けんせい)にある。5月の韓米首脳会談で議論したインド太平洋経済枠組み(IPEF)の立ち上げもその延長線上にあり、イエレン米財務長官が先週、訪韓して「フレンドショアリング」参加を促したのも同じ脈絡だ。

ペロシ氏訪台、欧州の視点 支持するも負担増懸念

米下院議長のナンシー・ペロシ氏が2日夜(現地時間)、台湾を訪問した。同訪問については欧州でもトップニュース扱いで報じられた。その背後には、ロシアのプーチン大統領がロシア軍をウクライナに侵攻させたように、中国の習近平国家主席がペロシ下院議長の台湾訪問を契機に台湾海峡に軍事侵攻をするのではないか、という懸念があるからだ。

共和党議員ら声明、超党派で支持 ペロシ下院議長の台湾訪問

米民主党のペロシ下院議長の台湾訪問について、米国では共和党議員らが支持を表明するなど、中国の脅威への警戒感の高まりから党派を超えた支持が広がった。

空港は人手不足 イスラエルから

先日、トルコに行く機会があった。イスラエルでは、コロナによる制限がなくなり、旅行好きのイスラエル人たちは外国旅行に出掛けている。

米、イラン包囲網強化へ バイデン氏がサウジ初訪問

バイデン米大統領は7月15日、就任後初めてサウジアラビアを訪問し、西部ジッタで同国の事実上の最高権力者ムハンマド皇太子と会談した。米国とサウジは共同声明で、イランによる核兵器保有を阻止することなどで合意したと発表した。米国は、対イラン包囲網の強化を目指す。

KDDI大規模通信障害に業界全体で再発防止・低減に臨めと各紙

KDDIは先月2日未明に引き起こした携帯電話の大規模な通信障害について、同28日に電気通信事業法上の「重大な事故」に当たるとして総務省に報告書を提出。翌29日には高橋誠社長が記者会見し、利用者への返金対応と再発防止策を発表した。

【上昇気流】(2022年8月4日)

「クマはものすごくうまそうにサーモンを食べる。体長80㌢はあるサーモンにかぶりつくとバリッ、バリッと骨が砕ける音が聞こえてくる」――。動物写真家、前川貴行さんの写真集『クマたちの世界』の一節。

【社説】米下院議長訪台 日本も一層の関係強化を

ペロシ米下院議長が台湾を訪問し、蔡英文総統と会談した。 米国と台湾の公的交流を認めない中国が重ねて警告を発する中、ペロシ氏は米下院議長として25年ぶりとなる台湾訪問を果たした。日本も台湾との関係を法的に裏付けるなど一層の連携強化を進めるべきだ。

サル痘で抗ウイルス薬緊急輸入へ ブラジル  

天然痘によく似た症状の「サル痘」が急拡大している南米ブラジルで、同国保健省は1日、天然痘治療薬の「テコビリマット」を緊急輸入することを発表した。政府系ブラジル通信が報じた。

米 ザワヒリ容疑者を殺害 バイデン氏「正義が下された」

バイデン米大統領は1日、ホワイトハウスで演説を行い、国際テロ組織アルカイダの指導者、アイマン・ザワヒリ容疑者(71)をアフガニスタンの首都カブールで殺害したと発表した。

【社説】テロ指導者殺害 地域の安定化につなげよ

バイデン米大統領は、国際テロ組織アルカイダの最高指導者アイマン・ザワヒリ容疑者を殺害したと発表した。この成果を地域の安定化につなげる必要がある。

オンラインで開催された「県民大会」

米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する「オール沖縄会議」は7月30日、「復帰50年!新たな基地負担を許さない県民大会」をオンライン開催した。事前に収録した参加者のメッセージが配信された。

歯止めかからぬコロナ禍 沖縄観光 再興の道険し

新型コロナウイルス感染が国内で見つかってから約2年半が経過した。沖縄には観光客が戻りつつあるが、沖縄のリーディング産業である観光業界は苦境に立たされている。飲食業界のように時短協力金を受けることができず、観光関連産業のほとんどは経営の縮小やリストラを余儀なくされている。

【上昇気流】(2022年8月3日)

生物学者らに、人間とウイルスとの間で「共生関係」を結ぶことが大事だという考え方がある。ウイルスなどの病原体にはすみ処(か)があり、本来は相応の野生動物が宿主だが、今日、自然環境の破壊が続いていてそれがままならない。